フライメディア 2019年5月13日(月) 16時0分
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昨年末、上海にようやく「KPRO」1號店がオープンした。杭州、北京につづく店舗で、中國で第3番目となる店舗だ。
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2018年12月、上海にようやく「KPRO」1號店がオープンした。杭州、北京につづく店舗で、中國で第3番目となる店舗だ。
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この「KPRO」は、フレッシュ&ヘルシーをテーマに、メニューにもこだわったKFC(ケンタッキー?フライドチキン)の新しいスタイルの店舗で、杭州に1號店がオープンした當(dāng)時は、顔認(rèn)証決済ができると若者が大行列をつくり話題となった。
もちろん、上海の「KPRO」も顔認(rèn)証決済システムを?qū)毪筏皮い毪?、今や顔認(rèn)証決済も珍しいことではないので、話題はどちらかというと、お店のコンセプトに集中した。
まず、KFCと言えば、赤と白の看板を思い浮かべるが、この「KPRO」はグリーンを基調(diào)として、明るく開放感あふれる店內(nèi)で、おしゃれで高級感があるカフェレストランのようだ。
メニューもKFCとは當(dāng)然ちがうラインナップで、パニーニやサラダを中心に、ドリンクやデザートのメニューが充実している。
とくにサラダはスーパーフードを使うなど素材にもこだわっていることで、女性客を中心に人気が高い。作りおきをしないで、注文が入ってから調(diào)理するところもポイントのようだ。
現(xiàn)在、若者を中心にヘルシー志向が高く、食材や味付けにこだわる人も多くなってきている。そうした市場の嗜好に対応しているメニューをそろえ、料金はやや高めの設(shè)定だが、オフィスで働く若者を中心に人気を集めている。
「KPRO」の利用のしかたは、今ではすっかり定著したタッチパネルでの注文&決済というところは、通常のKFCや他ファーストフード店と変わりはない。支払い畫面で顔認(rèn)証決済システムを利用できるところも杭州の「K-pro」1號店と同じサービス。もちろん、「アリペイ(支付寶)」やウィチャットペイ(微信支付)」も使える。
操作の過程で、パネル橫にある緑色の端末のようなもの?を取り出して、そこにあるQRコードをスキャンして読み込ませ、注文した內(nèi)容とひもづける。注文&決済が完了してもレシートが出てこないところは新鮮だ。
あとは、好きな席で待っていれば、スタッフが注文した品を運んでくる。レシートはないが、QRコードをスキャンすればいつでも注文した商品が確認(rèn)できる。自分でカウンターまでピックアップしに行くこともないし、追加注文は席にあるQRコードでもできるので、席を離れる必要もない。
ファーストフードのような慌ただしさがなく、ゆったりと落ち著いてくつろげると、幅広い年齢層の女性グループにも人気のようだ。
平日のランチタイムはオフィスに勤務(wù)する若者でにぎわうが、午後には友人同士でおしゃべりを楽しむ上海マダムの姿も多く見られる。
「KPRO」は現(xiàn)在、L+Mall にある店舗のほかに、2019年4月正式オープンしたばかりの白玉蘭広場購買中心にも出店しているが、今後ますます増えていきそうな勢いを感じる。
さらに興味深いことに、L+Mallにある「KPRO」はKFCと橫並びに店舗をかまえている。その違いは一目瞭然だが、市場ニーズの多様化を浮彫りにしているようだ。(提供/フライメディア)
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