2013年4月3日、北京晨報(bào)は中國(guó)自動(dòng)車流通協(xié)會(huì)が発表した2013年2月の「自動(dòng)車ディーラー在庫(kù)調(diào)査結(jié)果」を引用し、舊正月の長(zhǎng)期休暇による営業(yè)日の減少、休暇による消費(fèi)ピークのずれ込みなどによる影響を受け、同月のディーラーの総合在庫(kù)係數(shù)が2．01に達(dá)し、前月より0．91ポイント上昇したと伝えた。注目すべきは、2月の輸入ブランド?合弁ブランド在庫(kù)係數(shù)が前月比で大幅に上昇し、いずれも警戒ラインを上回ったことだ。中でも、インフィニティの2月の在庫(kù)係數(shù)は5．20に達(dá)し、在庫(kù)係數(shù)が最も高いブランドとなった。中國(guó)自動(dòng)車流通協(xié)會(huì)は、「3月はメーカーによる四半期販売目標(biāo)の発表などにより、在庫(kù)リスクが今後さらに拡大する可能性がある」と指摘した。

【その他の寫真】

■日系ブランドの在庫(kù)圧力が拡大

調(diào)査結(jié)果によると、2013年2月の輸入ブランド在庫(kù)係數(shù)は1．61ポイント上昇の3．34に達(dá)した。合弁ブランドの在庫(kù)係數(shù)は0．99ポイント上昇の2．07に達(dá)し、1．5の警戒ラインを上回った。そのうち在庫(kù)係數(shù)が2．5を上回ったブランドは15社（インフィニティ、アキュラ、BMW、ジャガーランドローバー、吉利汽車、長(zhǎng)安マツダ、東風(fēng)プジョー、シュコダ、東風(fēng)シトロエン、レクサス、長(zhǎng)安スズキ、一汽トヨタ、広汽トヨタ、ボルボ、天津一汽の順）に達(dá)し、日系ブランドが最多となった。

調(diào)査結(jié)果によると、インフィニティの在庫(kù)係數(shù)は2月に1位となった。インフィニティの1店舗當(dāng)たりの月平均販売臺(tái)數(shù)は15臺(tái)で、在庫(kù)係數(shù)は前月比1．50ポイント低下の5．20となった。2位のアキュラの1店舗當(dāng)たりの月平均販売臺(tái)數(shù)は3臺(tái)で、在庫(kù)係數(shù)は1．12ポイント上昇の4．80に達(dá)した。3位のBMWの1店舗當(dāng)たりの月平均販売臺(tái)數(shù)は56臺(tái)で、在庫(kù)係數(shù)は3．04ポイント上昇の4．17に達(dá)した。

中國(guó)自動(dòng)車流通協(xié)會(huì)の羅磊（ルオ?レイ）副事務(wù)局長(zhǎng)は、「輸入および合弁ブランドの場(chǎng)合、長(zhǎng)期休暇明けの市場(chǎng)需要の減少、1月の大規(guī)模な在庫(kù)、値引き率の低下といった要因により、在庫(kù)係數(shù)が急上昇している。日系ブランドの場(chǎng)合、1月より尖閣問題が再燃し、2月の販売が急減した。トヨタ、日産、ホンダ、マツダの中國(guó)販売臺(tái)數(shù)は前年同月比で2?4割減となり、在庫(kù)圧力が拡大した」と分析した。

■3月の在庫(kù)、増加を持続か

輸入?合弁ブランドとは対照的に、中國(guó)ブランドの在庫(kù)係數(shù)は前月比0．37ポイント上昇の1．44となり、引き続き合理的な範(fàn)囲內(nèi)におさまった。中國(guó)ブランドはSUVを突破口とし、近年になって技術(shù)?品質(zhì)の向上を続け、消費(fèi)者からの信頼を得ている。2月には市場(chǎng)シェアがやや上昇し、在庫(kù)係數(shù)も合理的な範(fàn)囲內(nèi)となった。

羅副事務(wù)局長(zhǎng)は、「3月は気溫上昇や新車発売などの要因により、自動(dòng)車市場(chǎng)の回復(fù)が促される。しかし、メーカーは3月に四半期販売目標(biāo)を達(dá)成する必要があり、在庫(kù)リスクがさらに拡大される可能性がある。メーカーは第1四半期の販売目標(biāo)を理性的にとらえ、在庫(kù)圧力の拡大による安売り競(jìng)爭(zhēng)を防ぐべきだ」と提案した。（提供/人民網(wǎng)日本語版?翻訳/YF?編集/內(nèi)山）