韓國の若者がデートに消極的な理由―米メディア

Record China    2019年5月15日(水) 0時30分

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12日、米CNNはこのほど、「韓國ではデートがとても費用がかかり、とても危険なものであるため、多くの若者がデートに消極的だ」とする記事を掲載した。寫真は韓國。

2019年5月12日、中國メディアの環(huán)球網(wǎng)によると、米CNNはこのほど、「韓國ではデートがとても費用がかかり、とても危険なものであるため、多くの若者がデートに消極的だ」とする記事を掲載した。

CNNの記事はまず、ソウルの世宗大學(xué)がデート指南講座を開設(shè)し、學(xué)生に模擬デートを4時間続けるという課題を出していることを紹介した上で、「そのようなクラスは必要かもしれない」とし、「韓國健康社會問題研究所(KIHASA)の調(diào)査によると、2018年には20~44歳の韓國人の大多數(shù)が獨身で、未婚男性の26%、未婚女性の32%だけが異性と交際している。デートしていなかった人たちのうち、男性では51%、女性では64%が獨身でいることを選択すると回答している」と伝えた。

そして、「就職難や高いデート費用が韓國の若者を戀愛から遠ざけている」とし、韓國の18年の失業(yè)率が3.8%と17年ぶりの高水準となったこと、特に15~29歳の青年失業(yè)率が10.8%と高いこと、求人情報サイトのジョブコリアが今年実施した調(diào)査によると、大卒者のうちフルタイムの仕事に就くことができたのは10人に1人でしかないこと、KIHASAによると、失業(yè)中の男性(18%)と女性(27%)と比較して、仕事をしている男性(31%)と女性(34%)のほうが戀愛をしていること、結(jié)婚情報會社デュオの調(diào)査によると、1回の平均デート費用は6萬3495ウォン(約5833円)であり、最低時給8350ウォン(約767円)を受ける人が7.6時間働いて稼ぐお金に相當すること、市場調(diào)査會社のエムブレインの調(diào)査によると、回答者の81%がデート費用が戀愛におけるストレスの原因の一つであると考えていること、回答者の半數(shù)が好意を持つ人に出會っても経済狀況が良くなければデートを始めないだろうと答えていることなどを紹介した。

記事はさらに、「若者が直面しているのはお金の問題だけではない」とし、韓國で性犯罪や盜撮、男女差別などが社會問題となっていることが、若者がデートに消極的な理由の一つだと指摘。韓國警察庁によると、警察への性暴力の通報は08年の1萬6000件から17年は3萬2000件と急増していること、戀人もしくはデートの相手に襲われた事件は16年の9000件から18年は約1萬9000件に増えていること、韓國では盜撮が深刻な社會問題となっており、17年には6400件以上の通報が警察にあったこと、昨年デジタル性犯罪被害者支援センターに寄せられた被害件數(shù)の65%が知人や戀人による盜撮であったことなどを紹介している。(翻訳?編集/柳川)

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