洋服18著返品の「トンデモ客」を告発したネットショップ、逆に「パクリ」指摘される―中國

Record China    2019年5月14日(火) 20時30分

拡大

中國の通販サイト?淘寶で18著の洋服を購入した女性から著用後に返品を要求されたと訴えたネットショップに対し、別のネットショップから「商品のデザインを盜用された」との訴えが出た。

(1 / 2 枚)

中國の通販サイト?淘寶(タオバオ)で18著の洋服を購入した女性から著用後に返品を要求されたと訴えたネットショップに対し、別のネットショップから「商品のデザインを盜用された」との訴えが出た。中國メディアの観察者網(wǎng)が14日付で伝えた。

その他の寫真

事の発端はネットショップのオーナー?李(リー)さん(男性)の告発だった。李さんによると、黃(ホアン)さん(女性)は4月25日、淘寶の同店で18著の衣服を購入。総額は4600元(約7萬6000円)ほどだった。しかし、今月5日になり「好みではない」という理由で返品を要求。その後、李さんと黃さんとのやり取りの中で、黃さんが購入した衣服を著用して旅行へ行っていたことが発覚。雙方の言い分に隔たりがあったものの、淘寶も間に入るなどして事態(tài)は和解の方向に進んだ。李さんは、「こんな騒動になるとは思っていなかった。私はただ、よろしくない客がいることを知らせたかっただけ」などと語っていた。

ところが、この騒動が物議を醸す中、今度は告発した側(cè)の李さんにパクリ疑惑が浮上した。訴え出た別のネットショップのオーナーである遅(チー)さん(女性)は、「9年以上前からネットショップを経営しており、商品はすべて自身がデザインしたもの」と説明。上記の騒動で李さんのショップが販売したうちの1著が、自身がデザインしたものとそっくりだとし、「うちでは2016年9月から販売を開始しているが、李さんのショップでは18年9月から販売を始めた」と指摘した。遅さんによると、騒動の前にユーザーの報告で李さんの盜作に気づいていたものの、話をしようと連絡(luò)したところブロックされたという。

遅さんの訴えについて李さんは、「パクリだと思うのなら、法的に訴えればいい」とし、「自分が盜作したという自覚はあるか」との問いには「企業(yè)秘密だから」と明言を避けた。李さんのサイトには「オリジナル」の文字も記されている。

弁護士は、「洋服のデザインは著作物に當たる。遅さんが保存している雙方のネットショップで販売を開始した日時が含まれたキャプチャー畫像は有効な証明となる。賠償請求も可能」との見方を示したが、遅さんは賠償を請求するつもりはないとし、「私が聲を上げたのは注目を浴びたいからではなく、皆さんに盜作問題に関心を持ってもらいたかったから。私たちデザイナーにとって、盜作は本當にダメージが大きい」と語っている。

この報道を受け、黃さんを批判していたネットユーザーは一転、李さんへの批判の聲を強めた。一方で、「2つの騒動は別問題。それぞれ正しく処理されるべき」と冷靜な反応を示すユーザーも少なくない。(翻訳?編集/北田

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China?記事へのご意見?お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業(yè)務(wù)提攜

Record Chinaへの業(yè)務(wù)提攜に関するお問い合わせはこちら

業(yè)務(wù)提攜