日本の研究で縄文人は漢民族の祖先から分岐と推定―中國メディア

人民網(wǎng)日本語版    2019年5月14日(火) 19時(shí)30分

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日本の國立科學(xué)博物館などからなる研究チームは13日、古代に日本列島に居住していた縄文人のゲノム(全遺伝子情報(bào))の解析に成功したことを発表し、縄文人の祖先は中國大陸に住む現(xiàn)在の漢民族との共通祖先から分岐したと推定した。イメージ寫真。

日本の國立科學(xué)博物館などからなる研究チームは13日、古代に日本列島に居住していた縄文人のゲノム(全遺伝子情報(bào))の解析に成功したことを発表し、縄文人の祖先は中國大陸に住む現(xiàn)在の漢民族との共通祖先から分岐したと推定した。新華社が伝えた。

縄文人とは、今から約1萬6000年前から3000年前に日本列島に暮らしていた古代人で、より紐を土器の表面に転がしてつけた文様を特徴とする彼らが作った「縄文土器」からその名がつけられた。日本のこれまでの研究から、現(xiàn)代日本人は、縄文人のDNAを約15%ほど受け継いでいることが判明している。

時(shí)事通信社など日本メディアの報(bào)道によると、國立科學(xué)博物館が率いる研究チームは、約3500年から3800年前の縄文時(shí)期後期の女性人骨から全遺伝子情報(bào)を解析した。この人骨は、北海道禮文島の船泊(ふなどまり)遺跡から出土。研究チームは、「縄文人の祖先は、約1萬8000年から3萬8000年前に中國大陸に住む現(xiàn)在の漢民族との共通祖先から分岐した」と推定している。また縄文人は、比較的小人數(shù)のグループを形成し、狩猟採集民だったとみられている。このほかにも、この縄文人の女性人骨から得られた全遺伝子情報(bào)から、アルコールに強(qiáng)く、高脂肪の肉食に適した體質(zhì)を持っていたことが判明している。

関連論文は、日本人類學(xué)會(huì)の専門誌で近く発表されるという。(提供/人民網(wǎng)日本語版?編集/KM)

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