いわゆる徴用工裁判の判決を遅らせるなどしたとして職権亂用の罪に問(wèn)われている元法院（裁判所）行政処次長(zhǎng)、林鍾憲（イム?ジョンホン）被告の裁判で、尹炳世（ユン?ビョンセ）前外交部長(zhǎng)官が14日に証人として出廷した。韓國(guó)?中央日?qǐng)?bào)は15日、この裁判で「外交機(jī)密が公開され、韓國(guó)の交渉戦略が暴露された」と伝えた。

記事によると、尹前長(zhǎng)官は「日韓の最大懸念である強(qiáng)制徴用問(wèn)題を扱っていること、これに関する外交機(jī)密が公開された場(chǎng)合は強(qiáng)制徴用に対する政府の內(nèi)部対策が表に出てしまう」と懸念し、「日韓外交は前例になく深刻な狀況にあり、日本政府も（この裁判を）綿密にモニタリングしている」と述べ、「証人尋問(wèn)だけ非公開にしてほしい」と要請(qǐng)していたという。

しかし、裁判所は検察の求めに応じて公開とし、この日の公判では2級(jí)機(jī)密を含め、強(qiáng)制徴用に関する外交部の機(jī)密文書が公開された。外交機(jī)密は現(xiàn)行法上、30年経過(guò)しなければ公開できないが、文書のほとんどが5～6年前に作成されたものだったという。

その中には、樸槿恵（パク?クネ）政権當(dāng)時(shí)、外交部が最高裁による判決延期の必要性を明かした「裁判取り引き疑惑」の文書も含まれていたという?！溉毡兢獜沼霉い丐钨r償問(wèn)題を國(guó)際司法裁判所などに提訴した場(chǎng)合、外交部がネガティブな結(jié)果を予想していたということも分かった」と記事は伝えている。

元外交部関係者は「日韓関係が最悪の狀態(tài)にある中で、検察と裁判所が政府の外交戦略を日本に教えている」と批判しているが、一方の検察関係者は「韓國(guó)政府內(nèi)部での議論について記された文書であり、尹前長(zhǎng)官の主張するような外交機(jī)密の価値があるとは見ていない」とコメントしているという。

こうした検察と裁判所の主張に対し、外交界は「積弊清算以外は考慮していない短慮だ」と反発しているという?！柑囟ㄊ掳袱摔嗓韦瑜Δ逝袛啶蛳陇筏皮い毪证欷肖?、他國(guó)との交渉で絶対的に不利な立場(chǎng)になる」「今のように政権が代わるたびに外交機(jī)密が公開されるようでは、韓國(guó)に重要な情報(bào)を與えようという國(guó)はなくなる」などの懸念が上がっているという。

この記事に、韓國(guó)のネットユーザーからは「積弊清算という美名のもとに、他國(guó)に國(guó)の內(nèi)部機(jī)密をさらけ出しているなんて。『機(jī)密』の意味を知らないのか？」「統(tǒng)一部も國(guó)防部も裁判では何でも公開して、青瓦臺(tái)（チョンワデ、韓國(guó)大統(tǒng)領(lǐng)府）の文書も公開して、韓國(guó)を崩壊させよう！裁判所は、積弊清算の方が重要なんでしょ？」「もう『機(jī)密』なんていうものをなくして全部公開し、その後どう崩壊していくかを観察しよう」「文在寅（ムン?ジェイン）大統(tǒng)領(lǐng)は、過(guò)去の政権のやったことは全部過(guò)ちだという偏見にとらわれ、國(guó)益が何かを考えていない」「この政府は一體どこの國(guó)の政府なんだろう？ある時(shí)は中國(guó)政府、ある時(shí)は北朝鮮。今度は日本政府か」「そもそも裁判が國(guó)益に及ぼす影響を慎重に考えて裁判してほしいと考えた國(guó)家経営者たちが、國(guó)家のために行動(dòng)したこと。それが『裁判取り引き』だと？」など、さまざまなコメントが寄せられている。（翻訳?編集/麻江）