2013年4月8日現(xiàn)在、中國で感染者21人、うち6人が死亡したと報(bào)告されている鳥インフルエンザ（H7N9型）。中國広播ネットの報(bào)道によると、患者とその家族が負(fù)擔(dān)する治療費(fèi)は莫大なものになっており、今後の問題になってきそうだ。

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一部メディアの報(bào)道によると、江蘇省南京市で最初に報(bào)告された感染者は10萬元（約158萬円）にのぼった治療費(fèi)を、持ち家を売り払うことでまかなおうとしている。また、安徽省の別の感染者も全貯蓄をはたいてしまい、それでも支払額には足りず、困窮しているという。醫(yī)療機(jī)関側(cè)でも、鳥インフルエンザの患者を受け入れれば、未払いの治療費(fèi)が蓄積していくばかり。メディアや一般からは、鳥インフルエンザの治療費(fèi)を公費(fèi)で負(fù)擔(dān)せよとの聲が挙がっている。

中國科學(xué)院の呼吸器疾患専門家?鍾南山（ジョン?ナンシャン）氏は7日、一連の事態(tài)について「これは公共衛(wèi)生事件だ」と発言。政府が責(zé)任を持ち、すべての患者の治療費(fèi)を負(fù)擔(dān)するべきだとした。一方で、中山大學(xué)嶺南學(xué)院財(cái)稅學(xué)科の林江（リン?ジアン）主任教授は、「人から人への感染が確認(rèn)されていない以上、これは公共衛(wèi)生事件とは言えず、これに公費(fèi)を投入するとなれば、多くの納稅者の負(fù)擔(dān)を招くだろう」としている。

“中國版ツイッター”と呼ばれる簡(jiǎn)易投稿サイトでは、これに関する議論が盛り上がっている。大方の意見は「治療は公費(fèi)で負(fù)擔(dān)すべき」と考えている。治療費(fèi)が自己負(fù)擔(dān)となると、病院での診察を躊躇する感染者が後を絶たないことは容易に推測(cè)できる。結(jié)果、社會(huì)での感染が広がり、最終的にウイルスが人から人へ感染する型に変異してパンデミック（感染爆発）でも引き起こせば、その時(shí)こそ莫大な対策費(fèi)を投入しなければならないだろう、というのがおおかたの理由だ。その他、寄せられた主な意見は以下の通り。

「貧乏人は治療も受けられず死ねというのか」

「國民が病んでいるというのに政府は金儲(chǔ)けしようとするのか」

「これが中國の現(xiàn)狀。トップ自身に危機(jī)が及んでいなければ腐敗が進(jìn)むばかり」

「社會(huì)主義の優(yōu)越性はとっくに犬に食われてなくなってしまっているのだよ」

「中國政府はちっとも國民を愛していないからな」

「鳥インフルだけに特例を出したら他の疾病の患者にとって不公平だろ」

「鳥インフルの感染者のみならず、この世界には助けを必要としている人はいくらでもいる。鳥インフルの治療費(fèi)はできる限り醫(yī)療保険でまかなうべきだし、それができなくても慈善機(jī)構(gòu)が手を貸すこともできるだろう」(翻訳?編集/愛玉)