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8日、中國メディアは「日本人は聡明で善良、中國に対して非友好的なのは主流派ではない」とする論説を掲載した。資料寫真。
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2013年4月8日、中國の環(huán)球時報(電子版)は、安徽省合肥市対外経済貿(mào)易委員會の張治(ジャン?ジー)副主任の「日本人は聡明で善良、中國に対して非友好的なのは主流派ではない」とする論説を掲載した。
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改革開放以降、何度も日本を訪れた経験を持つ私は、日本のことを少しは理解しているつもりだ。私自身が感じた30年以上にわたる日中民間友好について述べたいと思う。
80年代は日本と中國の交流が本格的に始まった時期で、日本の政府も國民もわれわれに対して非常に友好的だった。中國との友好都市が次々と誕生し、中國人と日本人の8割近くが相手に対して親しみを感じていた。90年代の初め、福岡県久留米市に3カ月留學したことで、私の日本に対する理解はさらに深まった。日本人は資源に恵まれていないことに広く危機感を抱いており、仕事ぶりは非常に真面目で細やか。職場を家のように大事にしていた。彼らの生活は、われわれよりずっと豊かであるにもかかわらず、非常に倹約的だった。日本と比べると、われわれは確かにひどく遅れていた。
90年代までは、日本と中國の関係は良好だったと言える。もちろん日本も中國もそれぞれ打算が働いていた。日本は中國の豊かな資源と巨大市場を狙い、中國は日本経済を手本にした。當時の歐米は中國を封鎖していたが、日本は対中円借款を再開し、プロジェクト支援や技術(shù)輸出にも寛容だった。
21世紀に入り、10年間で中國が日増しに強大になる一方で、日本は経済が悪化し、政局は混迷するばかり。このため右翼勢力が臺頭し、靖國神社參拝や南京大虐殺の否定、尖閣諸島の國有化を行った。現(xiàn)在、中國に親しみを感じる日本國民はわずか20%。昨年、行事に參加するために訪日したが、受け入れる市側(cè)の態(tài)度はぎこちないものだった。
では、日本國民はどうなのだろう。私は日本國民が聡明で善良だと深く感じている。第二次世界大戦を教訓にした日本人は戦爭など望んではいない。中國に対する親しみが激減したからといって、日本人が中國と仲良くしたくないと判斷するのは間違いだ。これは一時的で表面的な現(xiàn)象に過ぎず、決して本筋ではない。
2010年の尖閣沖漁船衝突事件直後、訪日した私の元へ多くの日本の友人たちが駆けつけてくれた。高齢で病気を抱えているのにわざわざ來てくれた人もいて感激した。彼らこそ、日中友好発展の証しだ。右翼政治家は國民を欺いている。その多くが青年たちだ。われわれはこういった人たちに積極的に呼びかけていかねばならない。実際に觸れ合うことで多くの問題が解決できるはずだ。尖閣問題によって日中民間友好を遠ざけてしまってはならないのだ。(翻訳?編集/本郷)
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