2013年4月8日、人民日?qǐng)?bào)（電子版）によると、中國(guó)海南省政府は同6日、同省南東部の三沙市観光開発に力を入れる方針を示した。同市は南シナ海の西沙?中沙?南沙諸島を含み、一部の島々はベトナム、フィリピン、マレーシアなどと領(lǐng)有権をめぐって対立しているため、周辺國(guó)との摩擦を招きそうだ。

【その他の寫真】

同省の譚力（タン?リー）常務(wù)副省長(zhǎng)が、同省ボアオ（博鰲）で開かれた記者會(huì)見で発表したもの。5月1日の労働節(jié)（メーデー）連休までには著手する。同副省長(zhǎng)によると、島しょ部観光は主にクルーズ船による周遊で実施。観光客には船上に寢泊りしながら、各島に降りてレジャーを楽しんでもらう。同地域へのアクセスは現(xiàn)在、海南島から南東約300キロの西沙諸島のウッディー島（中國(guó)名?永興島）への航路があるのみ。今後周辺狀況を発表するという。

しかし、同諸島をめぐって中國(guó)はベトナム、フィリピン、ブルネイ、臺(tái)灣と領(lǐng)有権で対立しており、今後波紋を呼ぶことは必至だ。（翻訳?編集/AA）