2013年4月9日、人民日?qǐng)?bào)の報(bào)道によると、中國(guó)衛(wèi)生?計(jì)畫生育委員會(huì)と世界保健機(jī)関（WHO）は今月8日、H7N9型鳥インフルエンザ人感染予防対策に関する記者會(huì)見を共同で開催した。WHO駐中國(guó)事務(wù)所の藍(lán)睿明（ラン?ルイミン）代表は、「H7N9型鳥インフルエンザウイルスの人への感染がこのほど初めて中國(guó)で確認(rèn)された。感染源と感染経路はまだ特定できないが、現(xiàn)時(shí)點(diǎn)で人から人への感染を裏づける根拠はない」と語った。

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■有効な予防?コントロール策の決め手なし、連攜強(qiáng)化が急務(wù)

衛(wèi)生?計(jì)畫生育委員會(huì)H7N9型鳥インフルエンザ人感染予防対策チーム弁公室の梁萬年（リョン?ワンニエン）主任は、「上海、江蘇、安徽、浙江の4省?市で、H7N9型鳥インフルエンザ感染者が報(bào)告された」と発表した。専門家によるこれまでの調(diào)査?解析から、今回人への感染が確認(rèn)されたH7N9型鳥インフルエンザウイルスは、複數(shù)の鳥インフルエンザウイルスが混ざり合って誕生した新しい鳥インフルエンザウイルスであることが判明した。今のところ、感染は散発的に発生しており、人から人への感染を裏づける根拠は見つかっていない。このウイルスの病理學(xué)的特徴や伝染の特徴について、まだよく分かっていないことから、感染拡大の予防?コントロールに関する有効で決定的な方法を打ち立てることは、現(xiàn)時(shí)點(diǎn)では不可能だ。

梁主任は、今後の予防?コントロール策の重點(diǎn)項(xiàng)目として以下の5點(diǎn)を挙げた。（1）共同予防?コントロール體制を確立し、専門家チームを組織し、それらの役割を存分に発揮させる。萬全の協(xié)力體制を敷き、各種予防?コントロール措置の実施を徹底する。（2）引き続き感染狀況の分析?研究?判定作業(yè)を強(qiáng)化し、予防?コントロール策と具體的措置を科學(xué)的に設(shè)定する。（3）緊急対応措置に引き続き重點(diǎn)を置き、死者の発生を最小限に抑え、経費(fèi)的な問題で緊急対応措置を講じることができなかったという現(xiàn)象が起こることのないよう徹底する。（4）引き続き感染拡大狀況に対する監(jiān)視測(cè)定を強(qiáng)化する。（5）感染拡大情報(bào)の発表については、公開性?透明性の高い情報(bào)公開を継続する。また、WHOなどの國(guó)際組織や関連國(guó)家?地域との技術(shù)交流協(xié)力をいっそう強(qiáng)化するなど。

■ワクチン製造に著手

梁主任は、H7N9型鳥インフルエンザウイルスのワクチンに関して、「H7N9型鳥インフルエンザウイルスの8つの遺伝子は全て、人に感染するインフルエンザウイルスの遺伝子の仲間であることから、人に感染しやすいウイルスといえる。専門家によると、現(xiàn)時(shí)點(diǎn)で、H7N9型鳥インフルエンザが人から人に感染した証拠は見つかっていないという。治療面では、リン酸オセルタミビル（商品名：タミフル）などの抗ウイルス薬が有効と見られる」と話した。

また、「病原體の発見からワクチンを製造するまでには、早くても6カ月から8カ月の期間が必要だ。ワクチンの調(diào)合作業(yè)が今始まったばかりだが、そのプロセスは複雑を極める。まず、ワクチン株を選別するが、一部の株は毒性がかなり強(qiáng)いため、一定の処理手順を踏まなければならない」と説明している。

さらに、「スタートしたばかりのワクチン研究は基盤研究だが、ウイルスが突然変異し、人から人への感染が生じ、特に成人の間で感染が拡大するような事態(tài)になれば、ワクチンをすぐにでも製造しなければならない。しかし、患者の発生が極めて限定的ならば、ワクチン接種の必要はない。コスト効率と感染予防効果から見て、散発性の感染に対しては、拡大予防措置としてワクチン接種を?qū)g施するには及ばない。當(dāng)然ワクチン接種は有効な方法だが、それが唯一の手段という訳ではない」と指摘した。

■WHO「渡航?貿(mào)易制限措置は実施せず」

WHO駐中國(guó)事務(wù)所の藍(lán)睿明代表は、「華東地域で數(shù)多くの豚が死亡した現(xiàn)象が、鳥インフルエンザウイルスの人への感染と関係があるのではないかと推測(cè)する人がいる。しかし、黃浦江に多數(shù)の豚の死骸が漂流したことには、複數(shù)の原因が考えられる。我々は、豚の死骸と鳥インフルエンザの人への感染との間に関係があるとは考えてはいない」と話した。

また、「これらの豚の死骸を検査したところ、鳥インフルエンザウイルスは検出されなかった。豚からは、インフルエンザの癥狀は見つからなかった?；颊撙我徊郡稀?dòng)物と接觸した、あるいは動(dòng)物がいる環(huán)境にいたことが分かっている。上海の市場(chǎng)では鳩からウイルスが検出された事実は、動(dòng)物から人に感染した可能性を示しており、調(diào)査が進(jìn)められている。複數(shù)の家族が同じような病狀を呈したことから、人から人への感染も疑われたが、この家族2人からは、鳥インフルエンザウイルスは検出されず、人から人への感染を裏づける根拠はまだ見つかっていない」と述べた。

このほか、「WHOと中國(guó)関連部門は緊密に連絡(luò)を取り続け、対応策を協(xié)議している。WHOは、今回の事件に絡(luò)み、國(guó)境での特別検査を?qū)g施する予定はなく、渡航や貿(mào)易に関していかなる制限措置を講じることも提案しない」と語った。（提供/人民網(wǎng)日本語版?翻訳/KM?編集/內(nèi)山）