2019年5月19日、環(huán)球時報は、韓國で大手化學工業(yè)企業(yè)を含む企業(yè)235社が大気汚染物排出データを偽裝していた疑惑が浮上し、そのうち6社が検察當局に起訴されたと報じた。

記事は、韓國環(huán)境部が先月235社に及ぶ企業(yè)について大気汚染物排出データを偽裝していた疑いがあると発表したのに続き、検察當局が「韓國化學工業(yè)3巨頭」と呼ばれるLG化學、ハンファケミカル、ロッテケミカルなど6社を起訴したと伝えた。そのうちLG化學は、基準値の170倍にあたる発がん性物質(zhì)を排出していた疑いがもたれているとした。

中國中央テレビが14日のニュース番組內(nèi)で報じた內(nèi)容によると、環(huán)境部が先月235社の排気ガスデータ偽裝を発表して以降、サムスン電子、錦湖石油化學、ロッテケミカルも韓國検察當局の査察を受けていた。具體的な偽裝內(nèi)容については公表されていないが、多くの企業(yè)が環(huán)境モニタリング企業(yè)と結託して、この4年で合わせて1萬3000件の測定データを偽裝。データの多くはスモッグを引き起こす汚染物に関するものだった。検察はさらにサムスン電子などに対して追加調(diào)査を実施するとしている。

この件についてサムスン電子は「これまで環(huán)境モニタリング企業(yè)にデータの変更を求めたことはない」とし、錦湖石油化學は「関係者が検察に赴いており、今後真摯に調(diào)査を受ける」とのコメントを発表したという。

CCTVはまた、今回の同部の発表について韓國國內(nèi)では、各企業(yè)のデータを當局が逐一チェックできていないなど、當局の管理體制の甘さが露呈したとの見方が出ていると紹介。同部が今後2000社あまりの煙突にリアルタイム観測裝置を取り付けるなど、管理體制の充実と監(jiān)督の強化を図ると表明したことを伝えている。（翻訳?編集/川尻）