2020年10月7日、韓國?京郷新聞は、ベトナム戦爭で韓國軍に家族を虐殺されたと主張するベトナム人が、國連に「韓國政府の謝罪一言がほしい」として陳情書を提出したと報じた。

記事によると、韓國の弁護(hù)士団體「民主社會のための弁護(hù)士會」は7日にソウル地方弁護(hù)士會館で記者會見を開き、ベトナム人2人の代理として國連に陳情書を提出すると発表した。ベトナム戦爭の民間人虐殺の生存者が國連に陳情を出すのは今回が初めてのこと。

今回陳情書を提出する2人は「ベトナム戦爭時の1968年2月12日に韓國軍部隊の銃撃により家族を亡くし、自らも負(fù)傷した」と主張している。2人のうち1人は今年4月、韓國政府を相手取り損害賠償を求める裁判も起こしている。

陳情書では、國連特別報告官に対し「ベトナム戦爭時の韓國軍による大規(guī)模な民間人虐殺行為と、その被害者に対する適切な被害補償がないことは、國際人権法上の重大な人権侵害であることを確認(rèn)してほしい」とし、「虐殺の真相究明、情報公開、公式の謝罪、被害の回復(fù)措置を韓國政府に勧告してほしい」と要請したという。

韓國政府は民間人虐殺について公式に認(rèn)めておらず、ベトナム政府も韓國に謝罪を要求していないという。

これを受け、韓國のネット上では「これは韓國が悪かった」「虐殺が事実であれば、韓國國民として申し訳ない」「過ちは認(rèn)めよう」「謝罪して、日本と韓國は違うというところを見せてやろう」など、韓國政府が謝罪することに対し賛成の聲が上がっている。

一方で「かつて謝罪しようとしたら、謝罪など受けないって騒いだのはそっちでしょ。戦勝國が敗戦國から謝罪を受けるのは違うって」「韓國軍はベトナムに30萬人行って5000人死亡、1萬人以上が負(fù)傷した。何なら逆に賠償金をくれと言いたい」「ベトナム戦爭で亡くなったり負(fù)傷したりした人は、韓國ではみんな國家有功者。戦犯國と參戦國の區(qū)別もできないのか？」「謝罪を受けたいなら、まずは米國に要求せよ」など反論も數(shù)多く上がっている。（翻訳?編集/松村）