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17日、中國のネット上に韓國の化粧事情について紹介する文章が掲載された。資料寫真。
2019年5月17日、中國のネット上に韓國の化粧事情について紹介する文章が掲載された。
文章はまず、韓國に留學する中國人女性がノーメークで教室に行くと、女性教授が「病気ですか?」と聲を掛けたとの事例を紹介する?!缚诩tを塗っていないと先生に『家に帰って休みなさい』と言われる」「ごみ出しにも化粧は必要」などと続け、「韓國の女性は幼い頃から化粧の重要性を頭に注ぎ込まれる」と述べる。韓國メディアすら「この國は『外見至上主義』の道路をブレーキをかけないかのように突っ走っている」と評しているそうだ。
そして、「クラスの女子児童が一番関心を持つのは教師が使う口紅の色」と不満をもらす小學校教師や、化粧のテクニックを動畫で紹介する10歳の少女、「一度化粧を覚えると素顔に恥ずかしさを感じる」と話す14歳の中學生などに言及した上で、會社員や主婦の化粧事情を説明。出産後、しばらく化粧をしなかったある主婦はしゅうとめから「毛穴がこんなに大きいじゃない。ファンデーションを塗りなさい」と叱られたという。
文章は「完璧な化粧を維持することは自分を律すること、聡明、有能の表れ。逆は怠惰、愚か、無能を示す」とつづられ、就職活動では「外見」が學歴、経験、成績と同様に一種の実力とみなされると指摘する。話題は女性アナウンサーが眼鏡をかけてニュース番組に登場したことがセンセーションを巻き起こしたことにも及び、アナウンサーに次々とクレームが寄せられる一方、多くの働く女性の支持を集めたことを説明?!附Y局のところ、韓國社會で女性が眼鏡姿で外出するのは勇気が必要」とした。
文章はこうした風潮に一部女性が抵抗し始めたことへと話を進め、7歳の時に「整形手術を受けよう」と決意した女性のエピソードを紹介。この女性は20歳になった年に、両親から「手術費用を出す」との約束を取り付けたが、毎日2時間、毎月20萬ウォン(約2萬円)という「きれいになるための代償」に疑問を持った末、ついに22歳の時に全部の化粧品をたたきつぶして髪形もショートカットに変えた。
他にも同様の女性は數多くいるといい、文章は「化粧品の処分や眼鏡姿、つけまつげをやめたり髪を短く切ったりするなどの行為を女性たちは『脫コルセット』と名付け、他人の美の基準にとめどなく迎合しないよう呼び掛けた」と説明。そのうちの1人は「生き返ったみたい」と話し、「美しくあるため」に使っていた時間が今では読書や體を鍛えるための時間になったことを紹介したそうだ。
だが、「再生」した女性らが見知らぬ人からバッシングを受けたり、脅迫されたりするなどの問題も起きている。文章は、「濃厚メーク」で人気を博したあるブロガーに悪意あるコメントが多數寄せられた例に言及?!浮亥偿毳互氓取护い盲饯Δ膜胜辘蓼筏?。私たちは外出するたびに1、2時間もかけて化粧しなければならない。他人の評価で劣等感を感じるなんて」などとして化粧を落とす過程をこのブロガーが公開したところ、稱賛とともに悪意あるコメントや殺害予告まで寄せられたという。
文章は「他の國に比べ、韓國で主流の道から外れた人は殘酷な扱いを受ける」と述べ、「最後は眼鏡姿で話題を呼んだアナウンサーでさえ『脫コルセット運動の一部として捉えられたくない』『化粧に束縛されているが、これは私の仕事、現実の一部分』と考えている」と伝えた。
中國版ツイッター?微博(ウェイボー)ではこの文章に多くのコメントが付いており、ネットユーザーからは「眼鏡すらかけられないなんてあまりにもひどい。正常な生活に支障が出てるじゃない」「息苦しくなっちゃう?;挙工毪嗓Δ献苑证菦Qめればいい」「『大丈夫。あなたの素顔は素敵』ってよく言うけど、學校にも職場にも『顔こそ正義』っていう暗黙ルールがある」「清潔感があればそれでいいのに」などの聲が聞こえている。(翻訳?編集/野谷)
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