2013年4月12日、中國人の海外旅行ブームは世界観光業(yè)に最大の影響を及ぼす要因の一つとなっている。世界観光機(jī)関（UNWTO）の報(bào)告によると、中國は2012年、世界一の海外旅行消費(fèi)國となり、中國人観光客は2015年までに1億人に達(dá)する見込みという。米CNN公式サイトの報(bào)道を引用して環(huán)球時(shí)報(bào)が伝えた。

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中國人観光客の増加に対応するため、世界観光業(yè)も徐々に変化を見せている。北京の某旅行社を立ち上げた張さんは、「高級ホテルの中にも、中國人観光客に『我が家でくつろいでいるような気分』を感じてもらうために、積極的に変わっているところもある」と指摘した。中國海外旅行研究所のAlta代表は、「世界の観光業(yè)は『中國人観光客は“伝統(tǒng)に従えば必ずこれを好む”という古い考え方を頼るのではなく、彼らの心の聲に耳を傾けなければならない」と指摘した。

また、「中國人観光客は2種類のタイプに分かれる。まず、バックパッカーで、通常10日前後で歐州8カ國を周る。彼らは溫かいお粥や電気ポットなどの特別サービスがあると非常に感激する。もう一つのタイプは、教育程度が高く、旅行の経験も豊富な層で、『新世代中國人観光客』と呼ばれる。彼らは『片田舎から出て來た、インスタントラーメンがないと生きていけない無教養(yǎng)な観光客』と見なされることを心から嫌がっている」と語った。

もっとも、中國人観光客の海外での振る舞いに至らない部分があることも指摘しなければならない。その一例として、張氏は「ある裕福な中國人女性が歩きタバコのままイタリア?ミラノの高級ブランド店に入った。店員がタバコの火を消すように頼んだところ、女性客は『店內(nèi)でタバコを吸っていいなら、今すぐ財(cái)布を20個(gè)買うわよ』と答え、そのまま灰皿を片手に店內(nèi)を見て回った。最終的にこの店のその日の売り上げはかなりの額に上った」というエピソードを紹介した。（提供/人民網(wǎng)日本語版?翻訳/KM?編集/TF）