手術(shù)中のミスが原因で失明したとして、中國(guó)人女性が15億ウォン（約1億4000萬(wàn)円）の損害賠償を求め韓國(guó)の病院の醫(yī)師を相手に起こした訴訟で、ソウル中央地裁はこのほど、醫(yī)師に5900萬(wàn)ウォン（約550萬(wàn)円）の支払いを命じる判決を出した。海外網(wǎng)が21日付で伝えた。

女性が訴訟を起こしたのは6年前のことだった。女性は2013年10月、観光客として現(xiàn)地を訪れ、ソウルの江南にある皮膚科で目の下や鼻、額などに充填（じゅうてん）物を入れる手術(shù)を受けた。しかし、手術(shù)中に左目が見(jiàn)えなくなるという異常が発生。醫(yī)師は手術(shù)を中斷し、女性に処置を施した上で別の病院に搬送したが、1週間入院した女性は最終的に左目の失明が確認(rèn)された。

判決は、手術(shù)に伴う副作用の予防という面で病院側(cè)の不注意を認(rèn)めており、「醫(yī)師は充填物を誤って目の周?chē)欷窝埭俗⑷毪?、血管を壊死（えし）させた」との判斷を示した。ただ、手術(shù)の性質(zhì)や醫(yī)師がすぐに女性を病院に搬送したことなどを考慮し、醫(yī)師が負(fù)うべき責(zé)任は80％とした。（翻訳?編集/野谷）