2019年5月22日、韓國メディア?韓國日報は「無禮な日本…外相が“文大統(tǒng)領(lǐng)、強制徴用を解決せよ”」と題する記事を掲載した。

河野太郎外相は21日、韓國人元徴用工問題の解決に向けた仲裁委員會の設(shè)置を要請したことと関連し「文在寅（ムン?ジェイン）大統(tǒng)領(lǐng)が韓國政府を代表し、責(zé)任を持って対応してほしい」と述べた。同問題で河野外相が文大統(tǒng)領(lǐng)に言及したのは初めて。

記事は「來月に大阪で開催される20カ國?地域（G20）サミット會議に合わせた日韓首脳會談開催の前提條件として、仲裁委員會の設(shè)置を受け入れるよう圧力を掛けたもの」と説明し、「外相が仲裁委員會の設(shè)置要請のわずか1日後に文大統(tǒng)領(lǐng)にまで言及して圧力を掛けたことに、外交欠禮だとの指摘が出ている」と伝えている。また「河野外相は22～23日にフランスのパリで開かれる経済協(xié)力開発機構(gòu)（OECD）の閣僚理事會で韓國外相と徴用問題について協(xié)議する予定」とした上で、「それにもかかわらずいきなり文大統(tǒng)領(lǐng)に言及したため、日韓関係の改善よりはむしろ韓國に恥をかかせる意図があるのではないか」と指摘している。

韓國政府は文大統(tǒng)領(lǐng)のG20サミット會議への參加をきっかけとした日韓首脳會談を打診してきたが、日本政府は「忙しい日程」を理由に開催に消極的な態(tài)度を示している。記事は「外交上の冷遇が問題になったとしても、議長國の首脳という立場で相対的にリスクは少ないと判斷したようだ」とし、「日本の圧力は、せっかくつかんだ主導(dǎo)権を活用し、徴用問題を最大限有利な狀況に持って行こうという計算」と説明している。

これに韓國のネットユーザーからは「韓國の外交は一體どうなっているのか」「米中に続いて日本も韓國を?qū)澋趣藪Qってくれない。それなのに文大統(tǒng)領(lǐng)は北朝鮮のことしか見えていない」「もし日本の要求どおりに文大統(tǒng)領(lǐng)が裁判所に圧力を掛け、日本が望む判決が下されたら、前政権がした司法取引と同じことをすることになる」など現(xiàn)狀に不安げな聲が上がっている。

また「韓國は今、米國とも関係が悪く、経済も悪い。だから日本が韓國を見下すのだろう」「こんな風(fēng)に國が見下されている原因は文大統(tǒng)領(lǐng)にある。日本に対する悪感情を利用しているから！」などの指摘も寄せられている。（翻訳?編集/堂本）