2019年5月23日、韓國メディア?JTBCによると、韓國の外交部高官が文在寅（ムン?ジェイン）大統(tǒng)領(lǐng)とドナルド?トランプ大統(tǒng)領(lǐng)の會(huì)話內(nèi)容を流出させたことが分かり、物議を醸している。記事は「米韓首脳の會(huì)話內(nèi)容は、韓國大統(tǒng)領(lǐng)府と米ホワイトハウスが約束した內(nèi)容以外は機(jī)密として厳しく管理されているため、一方的に流出させれば外交的にも信頼が損なわれる」と懸念している。

記事によると、韓國野黨「自由韓國黨」の姜孝祥（カン?ヒョサン）議員は今月9日に記者會(huì)見を開き、「（文大統(tǒng)領(lǐng)が）トランプ大統(tǒng)領(lǐng)に、5月下旬に日本を訪問した後に少しでもいいから韓國に立ち寄ってほしいと提案したことが確認(rèn)された」と米韓首脳の電話會(huì)談の內(nèi)容を明らかにした。これは韓國大統(tǒng)領(lǐng)府も米ホワイトハウスも公開していなかった內(nèi)容のため、韓國大統(tǒng)領(lǐng)府は「外交慣例に反する根拠のない主張」と強(qiáng)く批判した。すると姜議員は10日に「米國の外交消息筋を通じて把握した根拠のある事実だ」と反論していた。

その後、韓國大統(tǒng)領(lǐng)府と外交部による調(diào)査の結(jié)果、姜議員に會(huì)話內(nèi)容を流出したのは、駐米韓國大使館所屬の外交官であることが判明した。同外交官は米韓首脳による電話會(huì)談翌日の8日に大使館で會(huì)話內(nèi)容を閲覧した後、9日明け方に姜議員と2回にわたりアプリで通話していた。同外交官は姜議員の高校時(shí)代の後輩で、「米韓首脳の會(huì)話內(nèi)容を読んだ後、姜議員に覚えている限り話した」と流出させた事実を認(rèn)めたという。

これを受け外交部は、懲戒処分と共に外交上機(jī)密漏洩の罪で法的対応を検討している。一方、姜議員は「大統(tǒng)領(lǐng)府が事実無根と言っておきながら機(jī)密漏洩に言及するとはあきれる」と述べているという。

これに、韓國のネットユーザーからは「スパイ行為だ」「一言で言って、國の恥さらし」「自分の利益のためなら國を売るのか？」「厳しく処罰してほしい。國會(huì)議員という理由でこんな罪を犯しても処罰されない國は正常な國とは言えない」など情報(bào)流出に批判の聲が數(shù)多く上がっている。

一方で「國民の知る権利が優(yōu)先されるべきでは？韓國に來てほしいと言うことは別に悪いことじゃないし。堂々と発表すればいいのに」との聲や、「大統(tǒng)領(lǐng)府が『事実無根』と言って國民をだましたことの方が問題」と指摘する聲も見られた。（翻訳?編集/堂本）