2013年4月16日、新華網(wǎng)によれば、中國?遼寧省鉄嶺市にある刑務(wù)所で、サッカー賭博や賭け麻雀が行われているばかりか、買春部屋まで設(shè)けられ、やりたい放題の狀態(tài)になっていたことが明らかになった。人民日報(bào)傘下のニュースサイト?人民網(wǎng)の記者が取材した。

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昨年、この刑務(wù)所から出所したばかりのある人物によれば、サッカー賭博では服役囚が外部へ自由に電話し、銀行のキャッシュカードを使って取引が行われ、數(shù)十萬元もの利益を得る者もいたという。2010年のサッカーW杯の際には一部の服役囚が刑務(wù)所職員を通じてサッカーくじを購入していた。さらに賭け麻雀も行われ、ある服役囚は1回の賭け麻雀で3萬元（約47萬円）稼いでいたと話す。

また、刑務(wù)所內(nèi)では買春まで行われていた。所內(nèi)には一時(shí)「夫婦房」が設(shè)けられ、服役中の男性が面會(huì)に來た妻と1?2泊できるようになっていたが、一部服役囚は結(jié)婚証明書を偽造して適當(dāng)な女性を呼び寄せ、夫婦房を「買春部屋」として悪用していた。2008年まで存在していたが、今はないという。

さらに、本來ならば服役囚が刑務(wù)所內(nèi)に現(xiàn)金を持ち込むことはできないとされているが、以前は持ち込みがかなり容易で、囚人たちは様々な手段で現(xiàn)金を持ち込んでいたという。所內(nèi)がもっとも荒れていたのは2002?2004年頃のこと。その後、鉄嶺刑務(wù)所の副所長が2010年に収賄で逮捕されたほか、別の副所長も合計(jì)81萬元（約1300萬円）に上る?yún)зVで逮捕され、懲役10年に処されている。

同刑務(wù)所は今年1月、所內(nèi)で違法薬物アンフェタミンの取引が行われている疑いがあると報(bào)じられ、遼寧省上層部が事態(tài)を重く見て、省刑務(wù)所管理局が調(diào)査を進(jìn)めているという。（翻訳?編集/岡田）