2013年4月16日、中國新聞網(wǎng)によれば、中國の首都?北京市にある不動(dòng)産會(huì)社で営業(yè)職として勤めている女性會(huì)社員が業(yè)績アップを図り、6萬元（約95萬円）を費(fèi)やしてドバイで豊尻手術(shù)を受けた。ところが、手術(shù)は失敗。帰國1年で修復(fù)手術(shù)を受けるはめになってしまった。

【その他の寫真】

女性はすでに20回以上も整形手術(shù)を受けており、全身の至る所を整形していた。彼女の弁によると、同業(yè)者は男女問わず多くの人が美容整形経験者。競爭の激しい業(yè)界で勝ち抜くためには「容姿がとても重要」と、この女性は固く信じている。しかし、2年ほど前にウエストの脂肪吸引をしたところ、臀部（でんぶ）に不自然なくぼみが生じてしまい、それに伴って営業(yè)成績も急降下してしまった。そしてこれを修復(fù)するため、多額の費(fèi)用を費(fèi)やしてドバイまで飛び、豊尻手術(shù)を受けることにした。

ドバイでは3回に分けて合計(jì)1リットルの充填（じゅうてん）物を注入し、女性らしい魅力的なヒップがよみがえった。ところが、手術(shù)から1年もたつと太ももにゼリー狀のただれが生じ、ウエスト部分もスカートがはけないほど変形してしまった。女性は泣きながら病院を訪れた。

女性の修復(fù)手術(shù)を行った広東省武裝警察病院美容整形センターの専門醫(yī)によれば、女性の臀部に注入されていたのはポリアクリルアミドゲル（PAAG）の一種で、注入量が多すぎると毒性が高まる危険があるほか、様々な副作用が生じる恐れがあるという。

美容整形を兼ねた海外旅行がブームとなっているが、帰國してから詐欺や醫(yī)療事故に気づいても補(bǔ)償が受けられない場合も多い。言葉の壁から十分な意思の疎通ができないまま手術(shù)を受けることになったり、術(shù)後のケアが不十分だったりする場合もあり、「消費(fèi)者はもっと慎重になるべきだ」と醫(yī)師は指摘している。（翻訳?編集/岡田）