Record China 2019年5月25日(土) 15時20分
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中國経済網(wǎng)は23日、「日本の果物はなぜ高いのか?」と題して、その理由を考察する記事を掲載した。
中國経済網(wǎng)は2019年5月23日付で、「日本の果物はなぜ高いのか?」と題して、その理由を考察するコラム記事を掲載した。
記事は「日本の歴史の中で、果物は『高価』な存在だった」と紹介。日本在住の筆者はその上で、近くの店ではデコポンが3個で538円、スイカが1個1585円、メロンが1157円だったと紹介し、「なぜ日本の果物はこんなにも『貴重』なのか?」と疑問を呈した。
その理由としてはまず、「日本は自國の農(nóng)業(yè)と農(nóng)家の収入を守る政策を取ってきた」と説明?!袱嗓长无r(nóng)家も、都市部の人々と変わらない収入水準(zhǔn)を求める。日本政府は彼らが高収入を得られるよう輸入農(nóng)産物に高い関稅をかけた。さらに農(nóng)家へ直接の補(bǔ)助を行い、消費者からの稅金も、農(nóng)家への補(bǔ)填に充てている」と論じた。
さらに、「日本は労働力も土地も少なく生産量に限りがあるため、農(nóng)業(yè)協(xié)同組合(JA)が統(tǒng)一で運営しているという特徴がある」と紹介?!窲Aは農(nóng)作物を販売する過程で、需要と供給の調(diào)整を行い、付加価値をつけるために、農(nóng)産品に加工を施し高値で売ることで農(nóng)家の利益を増やし、農(nóng)家が自分で買い手を探す面倒を省略した」と説明した。
次に、日本の人件費に言及?!笘|京の時給は1000円前後。農(nóng)業(yè)従事者の収入を時給換算すると、1日8000円となる。高額な人件費も果物の値段を上げている原因の一つ」と指摘した。
また、別の理由として「日本の農(nóng)家は最も良質(zhì)な果物を生み出すために資金を投入し続けている。果物を育てるコストそのものが高い。たとえばメロンは完全な溫室栽培を?qū)g現(xiàn)し、気溫、濕度ともにメロンが育つのに最も適した環(huán)境が整えられている」と紹介した。
また、記事では「日本のスーパーで売られている果物は外見が整っていてとてもおいしいが、これは選定されたもの。形が悪いなどで合格しなかった果物は捨てられるか、値引きされて売られるか、または加工される。多くの果物には『賞味期限』がある。これは『食べるのに最も適した時期』を教えるものだ」と論じた。
記事は最後に、「日本の果物は例えば、『青森のりんご』『山形のさくらんぼ』『北海道夕張メロン』『栃木のイチゴ』などのように『産地』を強(qiáng)調(diào)する。このほか、白い色が特徴のイチゴ『初戀の香り』、驚くほどに高価なマンゴー『太陽のタマゴ』などがあり、『ブランド価値』も強(qiáng)く打ち出す」と、日本での果物のPR方法についても紹介した。(翻訳?編集/和田)
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