2019年6月21日、経済観察網(wǎng)は、世界最大規(guī)模を誇る中國(guó)の製造業(yè)の不良債権率が9％と深刻な狀況にあることが明らかになったと報(bào)じた。

記事は、中國(guó)証券監(jiān)督管理委員會(huì)の肖鋼（シアオ?ガン）元主席が先日「中國(guó)の製造業(yè)における金融環(huán)境は不健全だ。信用體系、融資擔(dān)保體系、情報(bào)公開(kāi)體系がいずれも健全でない。もともと多くの負(fù)債を抱えている製造業(yè)において、不良債権率がさらに上昇している。これは、投融資の増加に影響を及ぼす」と語(yǔ)ったことを紹介した。

そして、中國(guó)銀行保険監(jiān)督管理委員會(huì)のデータで今年第1四半期末現(xiàn)在で商業(yè)銀行が抱える不良債権率が1．8％だったのに対し、製造業(yè)の不良債権率が9％と非常に高い水準(zhǔn)にあることが分かり、この狀況を銀行業(yè)界が非常に注目し、製造業(yè)への投融資を敬遠(yuǎn)する動(dòng)きまで出始めたと伝えている。

中國(guó)保険監(jiān)督管理委員會(huì)の周延禮（ジョウ?イエンリー）元副主席は「製造業(yè)融資の問(wèn)題點(diǎn)は主に、製造業(yè)が直面している経営困難、効果と利益の低さ、イノベーション能力の低さ、モデルチェンジやグレードアップができない點(diǎn)にある。質(zhì)の高い産業(yè)を?qū)g現(xiàn)するには、同時(shí)に金融による製造業(yè)支援能力も高めなければならない」と語(yǔ)った。（翻訳?編集/川尻）