Record China 2013年4月19日(金) 8時40分
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17日、中國では1分に6人ががんと診斷されており、4?5人に1人はがんで亡くなっていることが報告書で明らかになった。都市部を中心にがん患者が増えている。寫真は大気汚染が深刻な北京。
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2013年4月17日、法制晩報によると、300ページに及ぶ報告書「2012中國腫瘤登記年報」が公開され、現(xiàn)在中國では1分に6人ががんと診斷されており、4?5人に1人はがんで亡くなっていることが明らかになった。都市部を中心にがん患者が増えている。
【その他の寫真】
報告書を公開した全國腫瘤登記センターの陳萬青(チェン?ワンチン)副主任によると、癥例や発病者數(shù)、性別などがんの発病に関する推移を地図上で示すと、それは中國の工業(yè)化?都市化の推移と一致するという。なお、主要都市でがん発病率が高いのは上海と大連で、北京が6位。最も低いのは広東省の深センだった。
がん発病率は40歳以上の年齢層で明らかに高くなっており、陳副主任は若い頃からの蓄積が影響しているのではないかと指摘する。大気汚染による被害は短期間では表面化しないが、10年あるいはそれ以上になればがんの発病を明確に促すとみられている。
また、中國醫(yī)學科學院腫瘤醫(yī)院腫瘤研究所流行病學研究室の専門家が専門誌に掲載した論文によると、中國におけるがんが原因の死亡例のうち54.4%が回避可能だという。陳副主任はがんの大部分は先天的な原因によるものではなく、後天的な環(huán)境を原因とするものだと指摘し、経済的に豊かになり生活に変化が生じたことによって、全國的にがんが増えていると話している。(翻訳?編集/岡田)
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