2013年4月17日、中國(guó)政府の情報(bào)規(guī)制がウェブサイトやSNSにまで拡大していることを受け、メディアを監(jiān)督する國(guó)家新聞出版広播電影電子総局は、「報(bào)道関係者のネット活動(dòng)管理強(qiáng)化に関する通知」を公布。海外メディアの情報(bào)の使用まで制限する內(nèi)容に疑問の聲が上がっている。多維新聞が伝えた。

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「通知」は、メディア関係者に対し、団結(jié)と安定の呼びかけ、プラス面を中心とした宣伝、伝統(tǒng)的メディアやブログ、ウェイボー（中國(guó)版ツイッター）等のメディアによる多數(shù)意見の伝達(dá)、世論のけん引、有害情報(bào)の浸透と伝播の自覚的阻止、権威ある情報(bào)筋の確認(rèn)を得ていないネット情報(bào)を引用、報(bào)道しないこと、ネット上のデマや憶測(cè)を伝達(dá)、転載しないことなどを求めている。

通知では取材と編集の規(guī)範(fàn)化、ニュースサイトの管理、ウェイボーやブログの管理をそれぞれ強(qiáng)化することが強(qiáng)調(diào)され、取材と編集に関しては、製作と編集、審査の過程で、話題性や発行部數(shù)、視聴率の追求による信ぴょう性の低い報(bào)道を行わないよう求めている。また、メディア各社は許可なく海外メディアや海外サイトの情報(bào)を使用してはならないと規(guī)定している。

これについて、香港の著名ジャーナリストであり、國(guó)際ジャーナリスト連盟のアジア代表を務(wù)める胡麗雲(yún)（フー?リーユン）氏は、「政府はジャーナリストに対し報(bào)道の自由を認(rèn)めず、一方的に圧力をかけ続けている。國(guó)際社會(huì)からの聲を無視し、報(bào)道の自由を求める國(guó)內(nèi)のジャーナリストたちの聲に耳を傾けようとしない」と批判した。

國(guó)際ジャーナリスト連盟によると、中國(guó)政府による検閲はネット空間にまで広がっている。かつて山西青年報(bào)および新華社の山西支社に所屬していた記者の高勤栄（ガオ?チンロン）氏は、腐敗を暴露したことで懲役8年の刑に処された。釈放後、高氏は市民記者としての立場(chǎng)で、腐敗事件を暴き続けている。

高氏は、市民記者の激増により、ネットがどれだけ制限されても、腐敗は暴露されるようになったと述べ、「メディアへの制限は依然として存在するが、ネットがあれば一人ひとりが記者になる。數(shù)多く存在する腐敗を覆い隠すことはできない」と語(yǔ)った。

また、自由アジア放送によると、香港やマカオのメディアも、これまでにない大きな圧力を受けており、自主規(guī)制の風(fēng)潮が強(qiáng)まっているという。（翻訳?編集/岡本悠馬）