Record China 2019年5月26日(日) 14時(shí)0分
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映畫「武蔵-むさし-」が6月15日から24日に開催される第22回上海國際映畫祭の正式招待作品になった。寫真は宮本武蔵役の細(xì)田善彥と佐々木小次郎役の松平健。
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25日に日本全國で公開された映畫「武蔵-むさし-」が6月15日から24日に開催される第22回上海國際映畫祭の正式招待作品になった。同作品の三上康雄監(jiān)督が社長を務(wù)める三上康雄事務(wù)所が発表した。中國ではこれまで「武士」や「日本刀」が否定的な意味で語られることが多かった。中國を代表する映畫祭の一つである上海國際映畫祭が同作品を取り上げたことは、中國人の日本文化観の変化の反映とも考えられる。
【その他の寫真】
「武蔵-むさし-」の日本版のコピーは「なぜ、戦う?」で、海外向けコピーは「ANSWER TO BE FOUND IN SWORDS(答えは剣の中にある)」とした。
中國では長年に渡り、「武士道」や「日本刀」が否定的な意味で語られることが多かった。かつての舊日本軍の行為や考え方に対する?yún)棨筏づ肖斡绊懁扦ⅳ?、「武士道」は日本人の「殘虐性や野蠻さ」を示す証拠と見なされた。
日本刀も「殘虐な武士の道具」と見なされる場合が多かった。ただし最近では、日本刀の美術(shù)工蕓品としての、さらに収蔵品としての価値を認(rèn)める人も増えた。インターネットでは入手方法についての質(zhì)問の書き込みもある。また、日本刀づくりの「匠の技」に対する注目も高まっている。
「武士道」についても、ネット百科には「日本の封建社會(huì)における武士階級(jí)の精神的支柱」だったとして、「名、忠、勇、義、禮、誠、克、仁」などと中國由來の徳目が重視されたとの紹介や、日本の軍國主義時(shí)代の武士道はいびつになったとの解説がある。いずれも、「本來の武士道」に対する好意的評(píng)価のあらわれと考えてよい。
映畫「武蔵-むさし-」については、中國の映畫情報(bào)サイトでも作品紹介が掲載されている。宮本武蔵については「(中國)國內(nèi)で知る人は多くない」とした上で「歴史上に実在した人物をアレンジしたもの。宮本武蔵という日本の剣術(shù)家兼兵法家の物語を紹介」「非常に厳粛な作品。音楽は極めて少なく、登場人物のセリフと演技による作品」などと紹介されている。
同作品の主要出演者は宮本武蔵役の細(xì)田善彥、佐々木小次郎役の松平健など。(翻訳?編集/如月隼人)
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