2019年5月24日、環(huán)球時(shí)報(bào)は、「死去から10年、なぜ盧武鉉（ノ?ムヒョン）元大統(tǒng)領(lǐng)は韓國(guó)人に懐かしがられるのか？」と題する記事を掲載した。

記事は、10年前の5月23日早朝に、韓國(guó)の「庶民派大統(tǒng)領(lǐng)」だった盧氏が死去したが、10年が過ぎても「韓國(guó)の民衆(zhòng)は盧氏をとても懐かしんでいる」と紹介?！疙n國(guó)では盧氏のように人々に記憶される政治家は少なく、盧氏に関する映畫やドキュメンタリー作品が多く制作されている」と伝えた。

では、韓國(guó)にとって盧氏はどのような意味があるのだろうか。記事は、以前に韓國(guó)財(cái)政経済部で働いていたという女性が語(yǔ)った経験を紹介している。當(dāng)時(shí)、この女性の同僚がある1本の電話を受けたが、その電話の相手は「もしもし、大統(tǒng)領(lǐng)ですが」と名乗ったという。この同僚は初めは冗談だと思ったが、後に相手が本當(dāng)に當(dāng)時(shí)の盧大統(tǒng)領(lǐng)だったことに気が付いたという。ある問題について知りたいと思い、盧氏が直接電話をかけてきたもので、この女性は「多くの人は、盧氏に良いイメージを持っている。聡明で決斷力のある指導(dǎo)者という印象」と語(yǔ)ったという。

また、2年前に公開された実録映畫「盧武鉉です」を環(huán)球時(shí)報(bào)の記者が鑑賞した時(shí)の様子についても紹介。ソウル市新村にある大學(xué)生が多く集まる映畫館で鑑賞したという記者は、「隣に座っていた若い男性2人が涙を流していた」と伝えた。李彰宰（イ?チャンジェ）監(jiān)督は、「多くの人は盧氏を懐かしく思っている。故郷と同じで、久しぶりに帰ると感無量になるようなものだ」と語(yǔ)ったことも紹介している。

その上で記事は、「どんな政治家に対する評(píng)価にも二面性がある。盧氏の『脫権威主義、過度の理想主義』などは、たびたび非難されてきた。韓國(guó)の政界を見渡すと、自殺、暗殺、逮捕などに事欠かない。この背後には、韓國(guó)の政治のありよう、社會(huì)構(gòu)造的な左右の対立、政治と経済界の結(jié)びつきなどが関係している」と指摘。そして、「盧氏の持論であった『常識(shí)の尊重、原則の順守、公正な法執(zhí)行』『政治と経済の結(jié)託も、違法な操作も、特権もない社會(huì)』の実現(xiàn)には、韓國(guó)はまだまだ長(zhǎng)い道のりが必要であろう」と結(jié)んだ。（翻訳?編集/山中）