中國広東省広州市で24日に行われた小中學(xué)生のサッカー大會で、小學(xué)6年生の少年が決めた見事なフリーキック（FK）に稱賛の聲が集まっている。

同日の試合の44分、海珠區(qū)江南新村第二小學(xué)校の6年生、黃雨斉（ホアン?ユーチー）君が、左斜め45度、距離にして25メートル以上はあろうかという位置から直接FKを決めた。中國メディアはこのゴールをこぞって「ワールドクラス」と稱えている。なお、試合は黃君が所屬する江南新村第二小學(xué)校が3-2で勝利した。

黃君のコーチは、「日頃の練習(xí)に真剣に取り組んでいますね。1年生の頃から抜きん出ていて、多くのコーチが彼の実力を認(rèn)めています。とても潛在能力のある子で、チームの中心選手です。攻撃も守備もでき、身體も強(qiáng)い。こういうゴールを決められるというのは偶然ではなく、普段の練習(xí)の成果だと思います」と語っている。

黃君のスーパーゴールの関連ワードは中國版ツイッター?微博（ウェイボー）の検索キーワードランキングで一時、トップ10に入るほど注目を集めた。ネットユーザーからは、「未來の中國代表に希望が持てるね」「中國サッカーの未來は君にかかってる！」などと期待する聲が上がった。

一方で、中國では長年、サッカー協(xié)會の腐敗や制度的な問題が指摘されていることから、「期待しても無理だろう。中國という國は、サッカーを愛し、真面目にサッカーをする人間は必要としていない」「18歳以降になると駄目になるだろうな。なぜなら中國の體制がそうだから」「代表に入れるのは、サッカーがうまい選手ではない。金を持っている選手だ」などと皮肉るコメントも多數(shù)寄せられている。（翻訳?編集/北田）