2013年4月18日、ニュースサイト「KINBRICKS NOW」は記事「電子書(shū)籍リーダーに早くも衰退の気配＝第10回全國(guó)國(guó)民閲読調(diào)査―中國(guó)」を掲載した。

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18日、中國(guó)新聞出版研究院は第10回全國(guó)國(guó)民閲読調(diào)査の初期的研究成果を発表した。この國(guó)民閲読調(diào)査は1999年に始まったもので、読書(shū)奨勵(lì)政策の一環(huán)だ。中國(guó)では日本のモデルが高く評(píng)価されている。日本の「子ども読書(shū)年に関する決議」のような國(guó)民読書(shū)法を制定するべきという議論も盛んであり、また「通勤電車でも熱心に読書(shū)する日本人を見(jiàn)習(xí)おう」という主張もよく目にする。

調(diào)査結(jié)果によると、中國(guó)人の平均読書(shū)數(shù)は4．39冊(cè)。電子書(shū)籍を足しても5．77冊(cè)で、韓國(guó)の11冊(cè)、日本の8．4冊(cè)、米國(guó)の7冊(cè)（中國(guó)出版科學(xué)院の國(guó)際出版青書(shū)調(diào)べ）にはまだ差がある。

近年、読書(shū)の話題というと注目は電子書(shū)籍。中國(guó)でも紙の市場(chǎng)を電子書(shū)籍が奪うのではないかと懸念されている。しかし今回の調(diào)査結(jié)果で面白い傾向が確認(rèn)された。電子書(shū)籍専用端末の利用が減少に転じている。電子書(shū)籍専用リーダーによる2012年の平均読書(shū)時(shí)間數(shù)は平均2．94分。2011年の3．11分から減少している。

一方で電子書(shū)籍リーダーの衰退と裏腹に伸びているのが攜帯電話による読書(shū)で、16．52分と2011年の13．53分から大きく伸びた。電子書(shū)籍の利用は拡大しているが、傾向としては専用機(jī)ではなく、攜帯電話やタブレットなど多機(jī)能モバイル端末が中心になりそうだ。

Amazonの電子書(shū)籍サービス?キンドルが年內(nèi)にも中國(guó)に上陸するとささやかれているが、キンドル?ペーパーホワイトなどの電子書(shū)籍専用リーダーは分が悪いのが中國(guó)の現(xiàn)狀だ。中國(guó)の電子書(shū)籍リーダー大手?漢王科技は最盛期に年100萬(wàn)臺(tái)以上の売り上げを記録していたが、2012年の販売臺(tái)數(shù)は10萬(wàn)臺(tái)程度にまで落ち込んでいる。（翻訳?編集/KT）