中國(guó)の動(dòng)畫(huà)メディア?梨視頻（Pear Video）の中國(guó)版ツイッター?微博（ウェイボー）アカウントが27日、世界保健機(jī)関（WHO）がゲーム障害を國(guó)際疾病に認(rèn)定したというニュースを報(bào)じると、ゲームが広く普及している中國(guó)のネットユーザーからはさまざまな意見(jiàn)が寄せられた。

ゲームのやりすぎで日常生活に支障をきたす「ゲーム障害」を新たな依存癥として國(guó)際疾病に認(rèn)定する「國(guó)際疾病分類(lèi)（ICD）」の最新版（ICD-11）草案は、昨年6月に提出されていたが、WHOは今月25日（現(xiàn)地時(shí)間）に行われた第72回世界保健総會(huì)で、これを採(cǎi)択した。ICDが変更されるのは1990年以來(lái)約30年ぶりで、ICD-11は22年1月から適用され、世界の醫(yī)療機(jī)関や保管會(huì)社などから疾病のガイドラインとして參照されるほか、各國(guó)での治療や対策を促す狙いがある。

ICD-11ではゲーム障害の癥狀は「ゲームをする頻度や長(zhǎng)さなどを自分で制御できない」「ゲームをその他の重要事項(xiàng)や日常生活よりも優(yōu)先してしまう」「ゲームを通して負(fù)の影響が生じても継続してプレイし、個(gè)人、家庭、社會(huì)、教育、職業(yè)など重要な領(lǐng)域での障害をもたらす」という3點(diǎn)で定義されており、こうした癥狀が12カ月以上続けばゲーム障害と診斷される可能性がある。また、癥狀が重い場(chǎng)合は12カ月未満でも診斷されるという。

この報(bào)道を受けて中國(guó)のネットユーザーからは、「これじゃ定義が曖昧すぎる」「eスポーツの選手も精神病にあたるの？」「これからはネット依存癥の人が罪を犯しても、『精神病だから』と言い逃れできるのか？」などといった指摘のほか、「ゲーム動(dòng)畫(huà)の配信を生業(yè)にしている人は、仕事がなくなっちゃうよ」「ゲームだって立派な趣味の1つじゃないか」などといった反論も見(jiàn)られた。一方で、中國(guó)でも以前からオンラインゲームに長(zhǎng)時(shí)間沒(méi)頭した若者が死亡する事件が何件も起こっていることから、「この判斷は正しい。私も彼氏にはゲームにはまり込んでほしくない」と述べるユーザーもいた。

また、中國(guó)では2009年に青少年のネット中毒が問(wèn)題視された際、山東省臨沂市精神病醫(yī)院?內(nèi)科の楊永信（ヤン?ヨンシン）醫(yī)師が推進(jìn)する過(guò)激な「電気ショック療法」が物議を醸した。この療法は安全性が疑問(wèn)視され、後に當(dāng)局が停止命令を出したが、「中國(guó)ではあの電気ショック療法が復(fù)活するんじゃないか？」「楊おじさん（楊醫(yī)師の呼稱(chēng)）はこれからまた忙しくなるな」などという聲も多く寄せられた。

ほかには、「どおりで（疑似戀愛(ài)）ゲームの中の相手も『あんた、頭おかしいんじゃない？』って言ってくるわけだ」「びっくりして、思わず気持ちを落ち著けるためにゲームをしちゃったよ」などと冗談めかすコメントや、「それよりもスマホ依存の解決が最優(yōu)先では？」「中國(guó)では麻雀依存癥の方が重篤かもよ」などと指摘するコメントも見(jiàn)られた。（翻訳?編集/巖谷）