2013年4月18日、韓國紙?朝鮮日?qǐng)?bào)は記事「“中國城”の外に出された北朝鮮」を掲載した。

【その他の寫真】

昨年、北京大學(xué)で研修を受ける機(jī)會(huì)に恵まれた。その際、ある中國人教授に「もし一言で中國人の特徴を言い表すならばなんでしょう？」と質(zhì)問した。質(zhì)問した翌日、その教授は熟慮を経て、「城壁意識(shí)だ」と回答した。萬里の長城が有名だが、現(xiàn)代中國にはいたるところに“城壁”を見かける。マンションは敷地の周りをぐるりと壁を張り巡らしているし、高級(jí)なマンションほどその壁は高い。北京大學(xué)もキャンパスを取り囲むように壁がある。

中國人は壁で守られて初めて安心を感じる「城壁意識(shí)」を持っているという。そして同じ城壁の中に住む人を身內(nèi)ととらえ、強(qiáng)力なコネクションを結(jié)んでいく。中國人は身內(nèi)には親切だが、見知らぬ人にはかぎりなく冷淡なのは、この「城壁意識(shí)」のためだという。

こうした「城壁意識(shí)」は中朝関係にも當(dāng)てはまる。中國人は北朝鮮を同じ城壁の中に住む身內(nèi)と考えてきた。しかし今、この意識(shí)に変化が生まれている。朝鮮戦爭をじかに體験した人は別として、一般の中國人の多くは北朝鮮を城壁の外に住む他人と見なすようになってきた。

もちろんこうした意識(shí)の変化がすぐに中朝関係に反映されるわけではない。ただし中國人が城壁の外に住む他人に対して、かぎりなく冷淡であることは覚えておくべきだろう。（翻訳?編集/KT）