2019年5月27日、中國(guó)メディアの観察者網(wǎng)によると、香港英字紙サウスチャイナ?モーニング?ポストは26日、米國(guó)で操業(yè)している唯一のレアアース採(cǎi)掘施設(shè)、マウンテン?パス鉱山を所有するMPマテリアルズがこのほど、2020年末までに獨(dú)自の精製作業(yè)を開始すると発表したと報(bào)じた。以下はその概要。

MPマテリアルズは、カリフォルニア州のマウンテン?パス鉱山で掘り出した年間約5萬(wàn)トンのレアアースを精製のため中國(guó)に輸送している。

米モリコープの破産申請(qǐng)で稼働が停止した同鉱山は2017年6月、中國(guó)の盛和資源（Shenghe Resources Holding）に支えられた米國(guó)のコンソーシアムに売卻された。

中國(guó)は今月13日、6月1日から600億ドル（約6兆6000億円）相當(dāng)の米國(guó)からの輸入品への関稅率を引き上げると発表した。中國(guó)が一次産品輸入に対し賦課する25％の関稅の対象品目には、MPマテリアルズが採(cǎi)掘した産品が含まれる。

MPマテリアルズの最高経営責(zé)任者、マイケル?ローゼンタール氏は、「米國(guó)政府が當(dāng)社の製品に対する一方的な関稅に対して報(bào)復(fù)していないという事実は、米國(guó)が中國(guó)のレアアース製品に依存していることを浮き彫りにしている」とし、「それは米國(guó)の製造業(yè)者と政府高官の注意を、私たちがやろうとしていることとできることに向けさせることになる」と述べている。

ロスキル?インフォメーションサービスの駐ロンドンアナリスト、デビッド?メリマン氏は、「25％の関稅は、中國(guó)國(guó)內(nèi)のレアアース供給源をより競(jìng)爭(zhēng)力のあるものにする可能性が高い」と指摘する。

中國(guó)は今日、世界のレアアース供給の9割近くを握っている。（翻訳?編集/柳川）