2019年5月28日、韓國(guó)?アジア経済は「ドナルド?トランプ大統(tǒng)領(lǐng)が北朝鮮問(wèn)題について側(cè)近や安倍首相と違う見(jiàn)方を示し、金正恩（キム?ジョンウン）朝鮮労働黨委員長(zhǎng)をかばう姿を見(jiàn)せた」とし、その「狙い」について伝えた。

來(lái)日中のトランプ大統(tǒng)領(lǐng)は27日、安倍首相との首脳會(huì)談の後に行った共同記者會(huì)見(jiàn)で、北朝鮮の最近のミサイル発射について「國(guó)連安保理決議違反ではない。気にしない」と述べ、非核化交渉の再開(kāi)を強(qiáng)く訴えた。これについて、記事は「トランプ大統(tǒng)領(lǐng)のこうした対北朝鮮認(rèn)識(shí)は、首脳會(huì)談の相手だった安倍首相とも大きな違いがあり、日本を困惑させた」と伝えている。安倍首相は同日の會(huì)見(jiàn)で、北朝鮮のミサイル発射について「國(guó)連安保理決議違反であり、非常に遺憾だ」「日本は北朝鮮の隣國(guó)であるため最も脅威を感じている」などと批判した。

また記事は「日本はトランプ大統(tǒng)領(lǐng)の発言に困惑しながらも、懸命に波紋を収めようとした」と指摘。安倍首相は「北朝鮮問(wèn)題で米國(guó)と日本の立場(chǎng)は完全に一致している」と強(qiáng)調(diào)し、西村康稔官房副長(zhǎng)官も定例會(huì)見(jiàn)で、両首脳の発言の違いについて「日米の認(rèn)識(shí)は基本的に一致している。ただトランプ大統(tǒng)領(lǐng)がそう表現(xiàn)しただけ」と釈明した。

さらに「トランプ大統(tǒng)領(lǐng)の発言は、側(cè)近のジョン?ボルトン大統(tǒng)領(lǐng)補(bǔ)佐官（國(guó)家安全保障問(wèn)題擔(dān)當(dāng)）の発言とも大きく異なる」という。ボルトン補(bǔ)佐官は25日に東京で記者との懇談會(huì)を開(kāi)き、北朝鮮のミサイル発射について「國(guó)連安保理決議違反だ」と批判していた。

最後に記事は、トランプ大統(tǒng)領(lǐng)の発言の「狙い」について「対外政策でイランや中國(guó)など世界中で対立が発生している中、唯一の成果と言える北朝鮮の核?ミサイル実験中止などの成果に傷をつけず、金委員長(zhǎng)をなだめて北朝鮮の核で外交成果を得るためのもの」と分析している。

トランプ大統(tǒng)領(lǐng)の発言について、韓國(guó)のネットユーザーからは「トランプ大統(tǒng)領(lǐng)は日本に歴史を繰り返させないため、北朝鮮と韓國(guó)を日本の影響力下には置きたくないのだろう」「金正恩を味方につけるのも、中國(guó)に圧力を掛ける戦略の一つ。金正恩の持つカードを把握した今、敵対視するより利用する方が賢い」「トランプ大統(tǒng)領(lǐng)が北朝鮮を利用して遊んでいるように見(jiàn)える」などの聲が上がっている。

また「日本は必死におもてなししたのに、裏切られちゃったね（笑）」「結(jié)局、安倍首相は貿(mào)易交渉で利用されるだけだろう」と指摘する聲や、韓國(guó)の立場(chǎng)について「北朝鮮と米國(guó)と日本は今、互いに駆け引きをして自國(guó)の利益を得るため激しい頭脳戦を繰り広げている。それなのに韓國(guó)は何もできず見(jiàn)ているだけ」と嘆く聲も上がっている。（翻訳?編集/堂本）