安倍首相の前で北朝鮮をかばったトランプ大統(tǒng)領(lǐng)、その狙いは?=韓國ネットも注目

Record China    2019年5月28日(火) 13時20分

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28日、韓國?アジア経済は「ドナルド?トランプ大統(tǒng)領(lǐng)が北朝鮮問題について側(cè)近や安倍首相と違う見方を示し、金正恩朝鮮労働黨委員長をかばう姿を見せた」とし、その「狙い」について伝えた。寫真はトランプ大統(tǒng)領(lǐng)。

2019年5月28日、韓國?アジア経済は「ドナルド?トランプ大統(tǒng)領(lǐng)が北朝鮮問題について側(cè)近や安倍首相と違う見方を示し、金正恩(キム?ジョンウン)朝鮮労働黨委員長をかばう姿を見せた」とし、その「狙い」について伝えた。

來日中のトランプ大統(tǒng)領(lǐng)は27日、安倍首相との首脳會談の後に行った共同記者會見で、北朝鮮の最近のミサイル発射について「國連安保理決議違反ではない。気にしない」と述べ、非核化交渉の再開を強く訴えた。これについて、記事は「トランプ大統(tǒng)領(lǐng)のこうした対北朝鮮認識は、首脳會談の相手だった安倍首相とも大きな違いがあり、日本を困惑させた」と伝えている。安倍首相は同日の會見で、北朝鮮のミサイル発射について「國連安保理決議違反であり、非常に遺憾だ」「日本は北朝鮮の隣國であるため最も脅威を感じている」などと批判した。

また記事は「日本はトランプ大統(tǒng)領(lǐng)の発言に困惑しながらも、懸命に波紋を収めようとした」と指摘。安倍首相は「北朝鮮問題で米國と日本の立場は完全に一致している」と強調(diào)し、西村康稔官房副長官も定例會見で、両首脳の発言の違いについて「日米の認識は基本的に一致している。ただトランプ大統(tǒng)領(lǐng)がそう表現(xiàn)しただけ」と釈明した。

さらに「トランプ大統(tǒng)領(lǐng)の発言は、側(cè)近のジョン?ボルトン大統(tǒng)領(lǐng)補佐官(國家安全保障問題擔當)の発言とも大きく異なる」という。ボルトン補佐官は25日に東京で記者との懇談會を開き、北朝鮮のミサイル発射について「國連安保理決議違反だ」と批判していた。

最後に記事は、トランプ大統(tǒng)領(lǐng)の発言の「狙い」について「対外政策でイランや中國など世界中で対立が発生している中、唯一の成果と言える北朝鮮の核?ミサイル実験中止などの成果に傷をつけず、金委員長をなだめて北朝鮮の核で外交成果を得るためのもの」と分析している。

トランプ大統(tǒng)領(lǐng)の発言について、韓國のネットユーザーからは「トランプ大統(tǒng)領(lǐng)は日本に歴史を繰り返させないため、北朝鮮と韓國を日本の影響力下には置きたくないのだろう」「金正恩を味方につけるのも、中國に圧力を掛ける戦略の一つ。金正恩の持つカードを把握した今、敵対視するより利用する方が賢い」「トランプ大統(tǒng)領(lǐng)が北朝鮮を利用して遊んでいるように見える」などの聲が上がっている。

また「日本は必死におもてなししたのに、裏切られちゃったね(笑)」「結(jié)局、安倍首相は貿(mào)易交渉で利用されるだけだろう」と指摘する聲や、韓國の立場について「北朝鮮と米國と日本は今、互いに駆け引きをして自國の利益を得るため激しい頭脳戦を繰り広げている。それなのに韓國は何もできず見ているだけ」と嘆く聲も上がっている。(翻訳?編集/堂本

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