2019年5月29日、中國(guó)メディアの観察者網(wǎng)は、自分の実の子どもに20回以上「當(dāng)たり屋」行為をさせた親に批判が殺到していると伝えた。

【その他の寫(xiě)真】

記事によると、16年8月から17年10月までの間に、14歳の男の子が妹や親と一緒に三輪タクシーに乗った際、「振り落とされた」としてタクシーから落ちる「當(dāng)たり屋」行為を20回以上させられ、合計(jì)1萬(wàn)5000元（約24萬(wàn)円）以上を三輪タクシーの運(yùn)転手からだまし取ったという。

三輪タクシーから落ちた時(shí)のけがの程度は毎回さまざまで、最もひどい時(shí)は頭がい骨を骨折したこともあるというが、両親はすぐに退院させて、10日もしないうちに再び三輪タクシーでの「當(dāng)たり屋」行為をさせていたという。

後に両親は逮捕され、詐欺の罪で父親は罰金5000元（約8萬(wàn)円）、懲役1年の実刑となり、母親は罰金5000元、懲役1年、執(zhí)行猶予1年6カ月となった。検察官は母親に対して何度も教育指導(dǎo)を行い、母親は深く反省しているという。

また検察官が、學(xué)校を訪問(wèn)して兄妹に面會(huì)し、母親が深く反省していることを伝えたところ、妹は母親のことを非常に戀しがり、男の子も母親のことを理解し、一緒に生活し続けたいとの意思を示したという。しかし、父親と一緒に住むことは拒否した。そこで検察は、父親を逮捕して養(yǎng)育権を取り消したものの、母親については保釈することにしたという。

これに対し、中國(guó)のネットユーザーから「これはおかしいだろう。外に出してはだめだ」「このような両親からは養(yǎng)育権を奪って、社會(huì)福祉機(jī)構(gòu)が介入すべき」「私は子どもが小さなけがをしただけで何日も心配になるのに、この親の命に対する見(jiàn)方には驚きを禁じ得ない」など、両親に対する批判のコメントが多く寄せられたという。（翻訳?編集/山中）