Record China 2019年5月29日(水) 16時40分
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米華字メディア?多維新聞によると、日本のF-35購入について、中國の軍事専門家は「アジア太平洋地域におけるパワーバランスが混亂」との認識を示した。寫真はF-35。
トランプ米大統(tǒng)領(lǐng)は27日、安倍晉三首相との會談後の共同記者會見で、日本政府が米國製最新鋭ステルス戦闘機F-35を105機購入すると発表した。米華字メディア?多維新聞によると、この問題をめぐって中國の軍事専門家は「アジア太平洋地域におけるパワーバランスが混亂」との認識を示した。
記事は香港紙サウスチャイナ?モーニングポストの28日付の記事を引用。同紙の「F-35をめぐる日米のこの取引は日本が安全保障上の主要プレーヤーとしての役割を改めて訴えるのに役立つとみられる。しかし、中國軍にとっては新たな課題だ。近年、中國軍はインド太平洋地域で影響力を拡大させている」との指摘を紹介した上で、中國の軍事専門家が「F-35購入は中國の脅威を抑制する助けとなるだろう。日本が大量の戦闘機を発注したことで、アジア太平洋地域におけるパワーバランスは亂されるはずだ」との認識を示したことを伝えた。
この他、「中國のJ-20はステルス戦闘機競爭で中國軍を優(yōu)位に立たせたが、同戦闘機には2017年の配備後もエンジンの問題が存在している。F-35をめぐる日米の取引合意は中國のJ-20改良計畫加速にとって圧力になる」との指摘もアナリストらから出ているという。
記事はまた、香港の軍事アナリストが「日本によるF-35購入は地域の軍拡競爭を引き起こし、中國の先進ステルス戦闘機の開発、配備拡大を促す」としたことも説明した。(翻訳?編集/野谷)
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