2019年5月29日、観察者網(wǎng)は、ロシア軍が年內(nèi)に第5世代戦闘機(jī)Su-57の量産実現(xiàn)に向け準(zhǔn)備を進(jìn)めていると報(bào)じた。

記事は、ロシア?タス通信の29日付報(bào)道を引用。ロシアのアレクセイ?クリボルチコ國防次官は同日にコムソモリスク?ナ?アムーレ航空機(jī)工場を視察した際、すでにSu-57戦闘機(jī)の大規(guī)模生産を行う準(zhǔn)備が整ったとの見方を示し、「年內(nèi)に1號(hào)機(jī)を生産する。今回の視察した狀況に非常に満足しており、計(jì)畫が実現(xiàn)することを期待している」と語ったという。

記事は、Su-57について「ここ數(shù)年、紆余（うよ）曲折をたどってきた」とし、昨年のロシア國際軍事技術(shù)フォーラムではわずか2機(jī)の注文しか入らず、量産開始は2020年代末から30年代初めにかけてになるとの見方が出ていたことを紹介。それがここにきて年內(nèi)に量産型の初號(hào)機(jī)を生産する計(jì)畫が浮上したとしている。

そして、この変化について「プーチン大統(tǒng)領(lǐng)がSu-57を視察したことと関係がありそうだ」と解説。同大統(tǒng)領(lǐng)が14日にアストラハン國家飛行試験センターでSu-57やS-70無人攻撃機(jī)などを視察し、その翌日にSu-57を76機(jī)購入して2028年までに配備する意向を示したことを伝えた。

一方で記事は、その完成度について疑問を呈しており、「昨年2月にロシア國防省がSu-57について國のテストを通ったと発表したものの、これに付帯するエンジンや新型空対空ミサイルの研究開発は完了しておらず、現(xiàn)在もなお各種のテスト飛行が行われている最中だ」としている。（翻訳?編集/川尻）