2013年4月22日、四川省雅安市で20日に発生した大地震を受けて、中國赤十字が寄付を呼びかけるも、ネットユーザーから數(shù)萬にも上る罵倒の聲が上がり、08年の大地震で徹底的に信頼を失ったことが浮き彫りとなった。ボイス?オブ?アメリカが伝えた。

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中國赤十字は地震発生後まもなく、微博（中國版ツイッター）の公式アカウントに「作業(yè)チームが被災(zāi)狀況視察のために空港に駆けつけます」と投稿、寄付を呼びかけたところ、數(shù)時間のうちに數(shù)萬ものユーザーから「失せろ」との返信が集まり、「視察」という言葉がいかにも役人くさいという批判を浴びた?！?8年の大地震で集めた寄付金で、赤十字は汚職役人をどれだけ養(yǎng)ったのか」、「中國赤十字への信頼は失われた。他の組織に寄付する方がましだ」といったコメントも寄せられている。

中國赤十字は、他國の赤十字のような獨(dú)立運(yùn)営が行われておらず、國家衛(wèi)生?計畫生育委員會の管轄を受け、職員は公務(wù)員に準(zhǔn)ずる待遇を得ている。08年の大地震の際に、國內(nèi)外から莫大な額の寄付金を集めたものの、寄付金の取り扱いが不透明であり、數(shù)億元の使途不明金が存在すると指摘されている。

2011年7月には、「中國赤十字會商業(yè)総経理」を名乗り、赤十字の幹部と親しいと自稱する女性の豪勢な暮らしぶりが國民の反感を呼び、寄付金の橫領(lǐng)が疑われた。

VOAのインタビューに答えた國民からは、「自分の寄付したお金がどこに行っているのかわからない。思いやりから、人助けのために出したお金が本來の役割を果たしていない」との聲が上がっている。（翻訳?編集/岡本悠馬）