2013年4月20日、中國(guó)?四川省雅安市蘆山県を中心に発生したマグニチュード(M)7．0の地震により現(xiàn)地では多くの建物に被害が出ているが、前回の四川大地震での教訓(xùn)が生かされておらず、再び手抜き工事が橫行していたのではないかとの疑念が噴出している。北米華字ニュースサイト?多維新聞（DW News．com）の23日付の報(bào)道。

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2008年5月に起きた四川大地震をきっかけに、「M8．0にも耐えられる建造物を」と取り決められたはずの耐震基準(zhǔn)。これを満たしているはずの建物も含め、ほぼすべての建物に損壊の被害が出ているという。

これには中國(guó)共産黨系メディアも疑問(wèn)を呈する記事を掲載した。建物の耐震性は確かに、揺れの角度や方向など実際の地震の狀況にも左右されるだろう。それにしても、あまりにも度を過(guò)ぎた“想定外”である。四川大地震後の再建事業(yè)にあたった人々は口々に「責(zé)任重大だ、いい加減なことはわずかでも許されない」と話していたにもかかわらず、ふたを開(kāi)けてみれば、M8．0に耐えるはずの建造物はM7．0クラスの地震で軒並み無(wú)殘な姿に。多くの建物に被害が出たことに疑念が噴出している。

新築の小學(xué)校校舎にも大きな亀裂が生じた。こちらも例にもれず、M8．0の地震にも耐える基準(zhǔn)で設(shè)計(jì)されており、四川大地震以降に建設(shè)されたものだ。今年9月1日から使用される予定だったとされているが、今回の震災(zāi)ですでに使用できる狀態(tài)ではなくなってしまったという。

この小學(xué)校の校庭は救援活動(dòng)を行っている空軍のヘリポートとなっており、各メディアが學(xué)校周辺で取材活動(dòng)を行っているにもかかわらず、多維新聞が伝えるまでこの校舎の問(wèn)題はまったく公になっておらず、地元政府も施工企業(yè)も責(zé)任を追及されないままとなっている。（翻訳?編集/岡田）