米國のトランプ大統(tǒng)領(lǐng)が5月末、令和初の國賓として招かれた。安倍晉三首相は4月に訪米したばかり。トランプ大統(tǒng)領(lǐng)は6月末に大阪で開かれる20カ國?地域（G20）首脳會議でも來日する。首脳會談を繰り返し、「揺るぎない日米関係」を誇示する日本を中國メディアは「トラの威を借るキツネ」と皮肉っている。

安倍首相がトランプ大統(tǒng)領(lǐng)の來日を締めくくる舞臺として海上自衛(wèi)隊の護(hù)衛(wèi)艦「かが」を選んだのは、海洋進(jìn)出を強(qiáng)める中國を念頭に、揺るぎない日米同盟を強(qiáng)く印象付けるためだ。首相は「日米両國の首脳がそろって自衛(wèi)隊、米軍を激勵するのは史上初めてのことだ」と述べ、同艦を改修して米國製の最新鋭ステルス戦闘機(jī)F35Bを運(yùn)用する計畫に觸れた上で「地域の平和と安定に一層、寄與していく」と訴えた。

トランプ大統(tǒng)領(lǐng)はその後、米海軍の強(qiáng)襲揚(yáng)陸艦「ワスプ」の艦上で行った演説で、米軍將兵を前に「力による平和」の考えに基づき、「世界最強(qiáng)」の米軍が地域や地球規(guī)模の安全保障に寄與していくと言明。日本がF(xiàn)35を105機(jī)導(dǎo)入する計畫を改めて取り上げ、「同盟國では最大の機(jī)數(shù)となる」と評価した。

中國網(wǎng)は日米首脳が毎月のように顔を合わせる理由について「日本はまず、揺るぎなき日米関係をアピールすることで、トラの威を借るキツネになる。次に頻繁な首脳の交流により、貿(mào)易および地域協(xié)力で生じうる摩擦を和らげ、通商の利益の最大公約數(shù)を求める」と説明?！溉毡兢瓮饨护悉趣嗓韦膜蓼辍旱厍騼xを俯瞰（ふかん）する外交』であり、周辺外交と経済外交もこの大きな外交の需要に合致しなければならない。対米外交は日本の外交の主軸として色あせていない」との見方を示した。

一方で記事は今回の訪問を象徴的なものと再三強(qiáng)調(diào)しているトランプ大統(tǒng)領(lǐng)には「別の中心的な目的がある」と指摘?！笘|京に到著した夜、米日のビジネス界関係者との夕食會に出席した時の態(tài)度を見ても、トランプ氏が高い値段を吹っかけていることが分かる。トランプ氏は何気ない様子で、米日貿(mào)易交渉が一日も早く良い結(jié)果を出すことを願うとし、日本に対米貿(mào)易黒字を削減するよう促した」と伝えた。

さらに「トランプ氏は貿(mào)易問題で一日も早く日本を攻め落とすと同時に、外交と軍事で日本をほめ殺ししようとしている」と言及?！袱长欷悉蓼?、日本を中國に過度に接近させないためだ。次に朝鮮やイランの核問題などで日本にさらに貢獻(xiàn)させるためだ。北東アジアの重要問題で孤立する日本の顔を立て、チャンスを與える。より重要なことは自國の関連問題における駒を増やすことだ」と論評した。（編集/日向）