2019年9月19日、環(huán)球時(shí)報(bào)は、香港英字紙サウスチャイナ?モーニング?ポストの記事を引用し、トランプ米大統(tǒng)領(lǐng)は中國との合意の必要性を意識(shí)するようになっているとする記事を掲載した。

記事によると、ホワイトハウス內(nèi)では政治的な打算から、一時(shí)的であろうと最終的であろうと、中國と何かしらの形で合意した方がよいとの考えになっているという。その理由について記事は、來年行われる大統(tǒng)領(lǐng)選挙が関係していると説明した。

記事は、「貿(mào)易戦爭(zhēng)に関連する経済的に不利な影響が、16年の大統(tǒng)領(lǐng)選の時(shí)にトランプ大統(tǒng)領(lǐng)を支持した重要な州で大きくなっている」ことを指摘。また、ミシガン州、ペンシルベニア州、ウィスコンシン州の3つの州は過去にオバマ氏を支持したが、16年にはトランプ氏支持に回ったことに言及し、「20年の大統(tǒng)領(lǐng)選で十分な數(shù)の選挙人を獲得するためには、この3つの州の一部あるいは全ての支持を取り付ける必要があるが。しかし、貿(mào)易戦爭(zhēng)のためミシガン州とウィスコンシン州は困難に直面という兆しがすでにある」とした。

具體的な理由として記事は、「ミシガン州のデトロイトは伝統(tǒng)的な自動(dòng)車産業(yè)の町で、中國による米國自動(dòng)車への関稅はミシガン州にとって良いことではない」と指摘。今年第1、第2四半期のゼネラルモーターズとフォードの中國市場(chǎng)における販売は大幅に減少しており、「この狀況が改善されなければ、次の選挙でミシガン州の人々はトランプ氏を支持しないかもしれない」と論じた。

また、酪農(nóng)で知られるウィスコンシン州も、貿(mào)易戦爭(zhēng)による「痛み」を感じている地域だと記事は紹介。中國が米國の乳製品に報(bào)復(fù)関稅をかけているためで、「ウィスコンシン州の農(nóng)場(chǎng)主がその打撃を受けている」と伝えた。

記事によると、「米國では農(nóng)業(yè)全體で貸付金の返済が滯っている」という。中でも特にウィスコンシン州の狀況が深刻であるため、「トランプ大統(tǒng)領(lǐng)は、ウィスコンシン州を獲得するためには、協(xié)議に合意し、貿(mào)易戦爭(zhēng)を終わらせることで農(nóng)家の経済的圧力を小さくすることだと分かっているかもしれない」と主張した。

最後に記事は、「トランプ大統(tǒng)領(lǐng)は、（當(dāng)選に必要な）270票の選挙人の票獲得の道が平たんではないことをよく知っている。対中貿(mào)易戦爭(zhēng)が選挙で勝つために必要な州に影響を與えており、政治的な観點(diǎn)から中國との貿(mào)易紛爭(zhēng)を終わらせる必要性を意識(shí)しているだろう」と結(jié)んだ。（翻訳?編集/山中）