2019年5月30日、観察者網(wǎng)は、「自由な世界にやってきたはずの中國人留學生は、どうしてますます愛國心を強めるのか」とするドイツメディアの報道を紹介する記事を掲載した。

記事が紹介したのは、ドイツ紙ターゲスシュピーゲルの22日付文章だ。文章は、「現(xiàn)在ドイツには4萬人近い中國人が留學しているが、その大部分が非常に愛國的だ」としている。

そして、ライプツィヒ大學を卒業(yè)して現(xiàn)地のNGOで働いているという中國人女性が、ドイツで何度となく人種差別を受けたことを明かしたうえで「西洋では中國に対する恐怖が充満している。そして、時としてドイツ人の傲慢さを感じる。中國人はこういった點に非常に敏感なので、今の指導者が西側(cè)の強硬派に対抗しているのは喜ばしいこと」と語ったことを伝えた。

また、ヴェストファーレン?ヴィルヘルム大學に留學し、學內(nèi)でマルクス思想や毛沢東の著作を研究、翻訳するサークルを立ち上げたという中國人學生を紹介したうえで「出國して留學すると、中國人はますます自らの祖國を大切にするようになる。特に、多くの西洋メディアの報道を見た後でだ。彼らは祖國の現(xiàn)狀を批判する一方で、將來について非常に明るい見通しを持っている」と解説している。

ミュンヘン大學に通うドイツ人學生は「中國人留學生の愛國心は中國國內(nèi)の人に負けない。習近平（シー?ジンピン）氏がドイツを訪れた時、多くの留學生がドイツ各地で集まって、巨大な橫斷幕を掲げて歓迎していた。中國に留學しているドイツ人はこんな風にメルケル氏を歓迎するだろうか。そんなことは永遠に起こりえない」と語ったという。

文章はこのほか、「中國に留學したドイツ人は、『ドイツは見た目は言論の自由があるが、深層では破綻が起きている。まず、安心感が低い』という印象を覚える」と論じた上で、ハンブルク大學の中國人留學生が「ドイツ人は中國に対する偏見を改めるべき。73％のドイツ人がテロを心配しているというが、こんな數(shù)字は中國では想像もできない」と語ったことを紹介?！钢袊伟踩预浒残母肖胃撙丹庵袊肆魧W生が祖國を愛する要因の1つになっている」との見方を示した。（翻訳?編集/川尻）