2013年4月24日、わずか5年の間に二度の震災(zāi)に見(jiàn)舞われた中國(guó)?四川省で、ある“震災(zāi)ベビー”の命がついえたことがわかった。2008年の震災(zāi)をかいくぐって誕生したある女児が、先日の震災(zāi)で犠牲となってしまった。四川省成都市の地方情報(bào)ポータルサイト?成都全捜索の報(bào)道。

【その他の寫(xiě)真】

四川省雅安市蘆山県在住の王洪武（ワン?ホンウー）さんには、2008年の四川大地震の時(shí)に誕生した娘がいた。彼の妻は2008年5月12日、県內(nèi)の病院で帝王切開(kāi)で出産予定だった。しかしこの日、隣県の[シ文]川県（四川省アバ?チベット族チャン族自治州）で四川大地震が発生。蘆山県內(nèi)でも余震が間斷なく続いたため、出産は翌日に持ち越された。そして5月13日、王さん夫婦には娘が誕生した。（※編集部注：中國(guó)ではあらかじめ日時(shí)を予約して帝王切開(kāi)で出産するケースが少なくない）

実は王さん夫婦には、娘のほかに今年10歳になる長(zhǎng)男がいる。この長(zhǎng)男が小學(xué)校へ入學(xué)する際、よりよい學(xué)校に通學(xué)できるよう、一家は數(shù)年前に県中心部へ転居していた。結(jié)果、今月20日の震災(zāi)に遭遇。間もなく5歳になる娘は、倒壊した壁の下敷きとなって命を落とした。

「震災(zāi)禍をかいくぐって生まれてきた娘ですが、最終的には地震からは逃れられない星の下に生まれていたんですね」。そう言って肩を落とす王さんは、涙にくれるばかりの妻を慰める毎日だという。(翻訳?編集/愛(ài)玉)