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30日、中國の動畫メディア?梨視頻(Pear Video)が日本の「癡漢対策ハンコ」を紹介すると、中國のネットユーザーからはさまざまな意見が寄せられた。資料寫真。
中國の動畫メディア?梨視頻(Pear Video)が30日、文具用品などを手掛けるシヤチハタ株式會社が商品化を検討している「癡漢対策ハンコ」を紹介すると、中國のネットユーザーからはさまざまな意見が寄せられた。
日本で先日、「癡漢に遭ったら安全ピンで犯人の手を刺すようにアドバイスされた」という趣旨の投稿がSNSで話題を呼び、ネットユーザーから多くの共感を集めた。しかし中には「過剰防衛(wèi)だ」「犯人を刺激する」などという反論があった。そして、一部の人からは「癡漢ハンコがあればいいのに」と提案する聲もあり、それに目をつけた同社が商品化を宣言した。同商品は「癡漢」の文字のハンコを容疑者の手に押すことを想定しており、証拠を殘し、犯罪抑止につなげる狙いがあるという。同社は以前にも、子どもの手洗い促進(jìn)のため、石けんを使って洗うまで消えない「ばいきん」イラストのハンコを発売するなど、課題解決型の商品を開発してきた。
これを見た中國のネットユーザーからは、「額に罪名を書く中國古代の刑罰みたいだ」「すごく日本らしい」「學(xué)生の間で人気が出るかもな」などといったコメントが寄せられた。
また、「これって何の意味があるの?」「癡漢までされてるのに、こんなんじゃ反撃にならないよ」など、効果を疑問視する聲も上がったほか、「直接癡漢を毆ればいいのに」「ハンコの中にさらに針も仕込んでおけばいい」「いっそのこと鉄を熱して烙印を押してやればいいんだ」などという意見も見られた。
ほかにも、「でたらめに押す人が出たらどうするんだろう?」「中國の『當(dāng)たり屋』(事故を裝って賠償を求める)のように使う人がいたらと思うと恐い」「遊びに使われて、癡漢という犯罪の重大性が軽視されることになるのが一番心配だ」などと懸念する聲もあった。また、「良い発想だ。けど根本的な解決にはなってないよね」という指摘も見られた。
中國では、日本で先日撮影された、駅のホームで逃げる癡漢の犯人を女子生徒が追いかける動畫が広く拡散され話題となった。また、日本の警察が開発した「癡漢防止アプリ」が中國公安部の微博アカウントによって紹介されるなど、日本の癡漢問題は中國でも注目を集めている。(翻訳?編集/巖谷)
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