2019年5月30日、韓國メディア?韓國日?qǐng)?bào)は「ベトナム戦爭(zhēng)の記憶は不公正…韓國はただ『他人に厳しく自分に甘い』」との見出し記事を報(bào)じた。

記事はまず、ベトナム戦爭(zhēng)真っただ中の1968年に民間人135人が虐殺された「ハミの虐殺」について伝えている。韓國軍人らによるものだったが、慰霊碑の造成基金をつくった韓國の參戦軍人団體が、事実が刻まれた慰霊碑にある韓國に関連する記録の削除を要求し、住民らが慰霊碑の裏面に蓮の花の模様の大理石を重ねて隠したという。記事は「この加害者のいない追慕碑は、歴史の真実にたどりつけない中途半端な記念物のままだ」と伝えている。

また記事は、ベトナムと戦爭(zhēng)の記憶についてつづられた、ベトナム系米國人學(xué)者の著書「NOTHING EVER DIES（何も消えない）」も紹介。筆者は「ベトナム戦爭(zhēng)はわれわれの中にとどまり、新たな戦爭(zhēng)の悲劇を生んでいる。戦爭(zhēng)の記憶の方法が間違っているからだ」「ベトナム戦爭(zhēng)の記憶は公正ではない。勝手に歪曲（わいきょく）?美化された」などと指摘している。韓國についても「韓國が被害者だったことはない。ご主人様によく學(xué)んだ暴力団であると同時(shí)に、代理人?側(cè)近だった」とし、「韓國は日本に対して過去の歴史問題を突きつけるが、ベトナム戦爭(zhēng)當(dāng)時(shí)に犯した過ちは積極的に謝罪しない」と批判。このような韓國の歴史に対する態(tài)度を「他人に厳しく自分に甘い」と皮肉っている。

これを受け、韓國のネット上では「認(rèn)めるべきところはしっかり認(rèn)めよう。韓國もベトナムに対しては加害者」「その通り。日本をたたく前に、ひざまずいてベトナム國民に謝罪すべき。韓國の歴史は歪曲が多い」「今の韓國は派兵當(dāng)時(shí)の國力とは違う。だから言い訳せずに被害者に許しを乞うて被害補(bǔ)償をすべき。そうでなければ、韓國が日本に被害補(bǔ)償を求めるのはそれこそ自分に甘過ぎ」とのコメントが寄せられている。

一方で「ベトナムの內(nèi)部事情も知らないくせに。韓國の団體が慰霊祭も何度か行ったし、ベトナムは米國に勝利したし、自分たちも虐殺を多く行っていたから問題を大きくしたくないと考えているんだ」「當(dāng)時(shí)はベトナム?米軍?韓國軍が混ざっていたし、ベトナムが犯した虐殺も多數(shù)あった」「韓國がベトナム戦爭(zhēng)に參戦したことは、日本が韓國を植民支配して虐殺?収奪?強(qiáng)制動(dòng)員したこととは意味と性格が全然違う。すでにベトナム戦爭(zhēng)に対して數(shù)回謝罪し、民間人被害者に対して補(bǔ)償をすると言ったけど、ベトナム政府が自分たちが勝利した戦爭(zhēng)だという理由から斷った」「米國も謝罪してないのに、なんで韓國だけが？そもそもベトナムは戦爭(zhēng)に勝ったではないか」などの聲も上がり、賛否両論が出ている。（翻訳?編集/松村）