2013年4月24日、RFI中國語版によると、中國の習(xí)近平（シー?ジンピン）國家主席は23日、北京で米國のキッシンジャー元國務(wù)長官、ポールソン元財(cái)務(wù)長官と會(huì)談し、大局的な視點(diǎn)から米中関係を正しく方向づけるよう求めた。

【その他の寫真】

中國の海洋監(jiān)視船8隻が日本の領(lǐng)海に侵入した事件について、中國外交部の華春瑩（ホア?チュンイン）報(bào)道官は、「中國の監(jiān)視船による釣魚島（尖閣諸島）海域における法執(zhí)行に対する日本の抗議は受け付けない」と述べ、「日本側(cè)の挑発行為に対する必然的な反応。釣魚島は中國固有の領(lǐng)土であり、主権を守るため斷固たる措置を取る」とコメントしている。日本の外務(wù)省は23日、中國の駐日大使を呼び出し、監(jiān)視船による領(lǐng)海侵入に抗議した。

米國のデンプシー統(tǒng)合參謀本部議長は23日、中國の指導(dǎo)者と會(huì)見し、「米國は日本と共同で防衛(wèi)を行う」と述べ、記者會(huì)見では「日本に関する問題について、中國の指導(dǎo)者に厳正に申し入れを行った。米國には日本に対する條約上の義務(wù)が存在し、我々はこの義務(wù)を順守する」と語った。

米國は尖閣諸島について中立的な立場を取るものの、現(xiàn)在日本の施政下にあるため、安保條約の対象內(nèi)であるとしている。デンプシー議長は、「主権問題における中國と日本の応酬により、衝突のリスクが高まっている。米國は地域內(nèi)の安定勢(shì)力を目指している」とコメントした。

習(xí)近平主席は、キッシンジャー元國務(wù)長官、ポールソン元財(cái)務(wù)長官に対し、「中米両國は新政権に移行し、順調(diào)な滑り出しを見せた。ハイレベルによる親密な交流と対話の枠組みづくりを進(jìn)め、利害の妥協(xié)點(diǎn)を見つけ出して相互尊重による各分野での協(xié)力を推し進(jìn)める必要がある」と述べ、大局的視點(diǎn)によって両國関係を正しく方向づけ、少しずつ成果を打ち立てること、実踐と蓄積によって中國と米國の新たな関係をつくっていくことを求めた。（翻訳?編集/岡本悠馬）