仏ピノー家、円明園流出の十二支像を中國に寄贈へ―中國

Record China    2013年4月29日(月) 11時58分

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26日、雑誌?文物天地は記事「仏ピノー家、円明園流出の十二支像を中國に寄贈へ」を掲載した。寫真は十二支像のネズミとウサギ。宋副局長に返還を表明するピノー會長。

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2013年4月26日、雑誌?文物天地は記事「仏ピノー家、円明園流出の十二支像を中國に寄贈へ」を掲載した。

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高級ブランドのグッチやイブ?サンローランを旗下におくフランス小売大手?PPRのフランソワ?アンリ?ピノー會長が、オランド仏大統(tǒng)領(lǐng)とともに中國を訪問。26日、中國國家文物局の宋新潮(ソン?シンチャオ)副局長と會談し、北京市の円明園から流出した十二支像のネズミとウサギの頭部像を返還すると表明した。

十二支像は第二次アヘン戦爭(アロー戦爭)で流出したもの。ネズミとウサギの頭部像はフランスのデザイナー、故イブ?サンローラン氏が所有していたが、その死後の2009年、遺品オークションに出品された。

中國人入札者が3140萬ユーロ(約40億円)で落札したが、もともと中國のものだったと支払いを拒否し、世界的なニュースとなった。中國でも流出文化財の返還を求める聲が広がるなど社會的な関心事となった?,F(xiàn)在、日本で公開中のジャッキー?チェンの新作映畫「ライジング?ドラゴン」もこの事件をモチーフとしている。

十二支像は今年後半にも中國に到著する予定。宋副局長は中國國家博物館が所蔵することになるだろうと話している。返還により全12體のうち7體までが中國本土に集まる。殘る5體のうち竜は臺灣にあり、へび、羊、とり、犬は所在が判明していない。(翻訳?編集/KT)

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