J-20量産でもJ-11が飛び続けなければならない理由―中國メディア

Record China    2019年6月5日(水) 0時20分

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31日、新浪軍事は、J-20戦闘機が量産體制に入る中、前世代戦闘機のJ-11がいつまで現(xiàn)役を続けるかについて論じた文章を掲載した。寫真はJ-20。

2019年5月31日、新浪軍事は、J-20戦闘機が量産體制に入る中、前世代戦闘機のJ-11がいつまで現(xiàn)役を続けるかについて論じた文章を掲載した。

文章は、J-20が現(xiàn)在驚くべきペースで生産されており、今年1年間で15~20機の納品が行われるとの見方が軍事マニアの間で出ていると紹介。また、さまざまな條件さえクリアできれば、年間100機を製造する能力も持っていると伝えた。

そのうえで「J-20の量産が始まり、間もなく生産停止となるJ-11が一體いつまで中國空軍で活躍するのかに興味が集まっている。意外かもしれないが、その答えは少なくとも20年、さらには30年になりそうだ。J-20の性能は全面的にJ-11を超越しており、価格も決して高額ではない。しかし、急速にJ-11と交代するというのは非現(xiàn)実的だ」としている。

その理由について文章は「対地攻撃や日常的なパトロール任務はハードポイントが多く、航続距離が長いJ-11の方が向いているからだ」と説明。J-11シリーズでも特に派生機であるJ-16は先進的な航空設備を備えているうえ、機體の壽命も長いため軽く20年は就役が可能だとしたほか、比較的古いJ-11Bについてもレーザー誘導爆弾や衛(wèi)星誘導爆弾を搭載できる遠距離攻撃機に改裝することで、就役期間を延長することができると論じた。

文章は「空中作戦の任務が多様化していることも、舊型の飛行機に大きな生存の余地を與えている。しかも情報化、ネットワーク化の改造が施されたJ-11B戦闘機は、機體の壽命が盡きるまで引き続き空を飛ぶことができる」と伝えている。(翻訳?編集/川尻

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