人民網(wǎng)日本語版 2019年6月6日(木) 18時20分
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秦始皇帝陵博物院から正式に授権された兵馬俑ガレージキットが淘寶網(wǎng)で発売されると、ネットユーザーらは先を爭うように買い求めた。
秦始皇帝陵博物院から正式に授権された兵馬俑ガレージキットが淘寶網(wǎng)で発売されると、ネットユーザーらは先を爭うように買い求めた。これは、故宮が販売した口紅が大ヒットした時と似たような現(xiàn)象だと指摘する聲もある。これら2種類の文化クリエイティブグッズがもてはやされる理由は何なのか?また、それらはどのようにして「超人気ブランド」としての地位を確立したのだろうか?経済日報が伝えた。
中國伝媒大學(xué)文化発展研究院の王青亦準(zhǔn)教授は、「兵馬俑ガレージキットや故宮口紅が人気を博している理由は、兵馬俑も故宮も世界的な文化ブランドであることによる。ガレージキットや口紅の実用性だけではなく、それらに含まれている文化的価値が人々を魅了した」と指摘。
「兵馬俑ガレージキットには、勇士というスタイル、秦の始皇帝が中國を統(tǒng)一したストーリー、そして統(tǒng)一?武勇?調(diào)和という価値観が內(nèi)包されている。これらの表現(xiàn)方式は、グローバル化という意味合いを備えている。ディズニーが制作したハリウッド映畫「ムーラン」やマーベルが手掛けたシリーズ映畫はいずれも、同じようなスタイルとストーリー、価値観を持っている。つまりこれはこうしたグッズが人々の審美眼に葉っていることを示していると言える」と王準(zhǔn)教授は続けた。
文化クリエイティブグッズブームが今後も続くかどうかの見通しについて、王準(zhǔn)教授は、「文化クリエイティブグッズのクリエイティビティには限度があることをはっきりと認(rèn)識しなければならない。そのような前提の上で、ブランド自體が実質(zhì)的なダメージを受けたり、政策的な原因からその広報活動に危機(jī)が生じない限り、これらの製品は予測できる未來において、人気を保ち続けるであろう」との見方を示した。
また中國伝媒大學(xué)蕓術(shù)研究院ポスドク研究員の盧宇氏は、「一握りの文化クリエイティブブランドが業(yè)界の全體狀況を示している訳ではない。ほとんどの製品は、鳴かず飛ばずで終わるという結(jié)末に直面している。各種文化クリエイティブグッズを企畫する際には、冷靜な眼と科學(xué)的な態(tài)度によって関連市場のデータを分析し、各製品がヒットした背後にある要因を精確に判斷することで無駄な回り道を避け、それにもとづいて新製品をデザインしなければならない。このほか、職人精神にもとづき、製品にさらに磨きをかけ、唯一無二のスタイル、ストーリーそして価値観を発掘?生産?マーケティングしなければならない?!簹辘然穑ㄏ喾搐工雭I極端)』を同時に見極める能力を備えてはじめて、さまざまな優(yōu)れた文化クリエイティブグッズが花開き、消費(fèi)者はそれに対する情熱を保ち続けることができる」との見方を示した。(編集KM)
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