2019年6月6日、北京青年網(wǎng)によると、浙江省杭州市で美容整形施術(shù)を受けた女性が「自分の顔がまるで怪物のようになってしまった」と訴えている。

記事によれば、女性は5月21日に同市の美容病院で3萬6000元（約57萬円）を支払って顔面の施術(shù)を受けた。その後、目や耳に違和感を覚えたとのことで、「施術(shù)後2日間は何とも思わなかったが、その後、日に日におかしくなってきて、まるで怪物のようになってしまった。とても外に出られない。左右の目の大きさがバラバラだし、右耳も聞こえが悪くなって耳鳴りがする」と語(yǔ)った。

女性の訴えに対して、整形手術(shù)を施した病院の院長(zhǎng)は「薬物が拡散したことによるものだろう。術(shù)後に痛みやしびれ、かゆみを訴える人がいるが、自然に回復(fù)する」と説明するとともに、施術(shù)の際の同意書には「ボツリヌストキシンは注射後、一過性の面部の違和感や筋力減少、まぶたや眉毛の下垂が生じる」と記載されていることを示した。また、回復(fù)に要する期間について院長(zhǎng)は「2週間から4週間程度。遅くても3カ月はかからない」としている。

女性は甘粛省でアパレル業(yè)界に攜わっており、往復(fù)の飛行機(jī)代約1700元（約2萬7000円）をかけて杭州にやって來て手術(shù)を受けたという。後遺癥の影響で顧客と顔合わせできなくなったと訴える女性に対し、病院側(cè)はしばらくサングラスの著用を勧め、謝罪の一言と1萬元（約16萬円）の補(bǔ)償を行うこと、3カ月が経過しても好転しない場(chǎng)合はその時(shí)にまた補(bǔ)償を検討すると約束。女性はこの提案に納得したという。（翻訳?編集/川尻）