2013年5月1日、中國新聞社によると、在米中國大使館の崔天凱（ツイ?ティエンカイ）大使は、ヘーゲル米國防長官の釣魚島（日本名：尖閣諸島）を巡る発言について、事実に反していると批判した上で、「日本の肩を持ち、結(jié)果自身の首を絞めることにならないよう」示唆した。これに対し、米國務(wù)省は1日、緊張狀態(tài)を招く行動を避けてほしいとの発言は雙方に向けたものであり、米國は釣魚島の主権に対して立場を示さないとコメントした。

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ヘーゲル長官は4月29日の小野寺五典防衛(wèi)相との共同記者會見で、「米國は日本の釣魚島に対する管轄権を損なういかなる一方的且つ強制的な行為にも反対する」と述べ、デンプシー統(tǒng)合參謀本部議長が中國訪問中に同様の考えを中國に伝えたことを明らかにした。これに対し、崔大使は30日、「デンプシー議長が訪問中に中國側(cè)との會談で述べたことに関するヘーゲル長官の発言は事実ではない。中國側(cè)はその際、釣魚島問題に対する立場と考えを明確に示しており、米國側(cè)は真実を理解しているはずだ」とコメントしている。

崔大使は、「釣魚島問題の歴史的経緯ははっきりしており、歴史的に見て、米國側(cè)に責(zé)任があることは明確だ。日本の釣魚島に対する主権あるいは管轄権を中國が認(rèn)めたことはなく、この點について米國側(cè)に繰り返し説明してきた。釣魚島問題において、緊迫狀態(tài)を挑発し、情勢を悪化させているのは日本側(cè)であり、一方的で強制的な行動をとっているのも日本である。事実と善悪は明々白々である」と指摘した。

米國務(wù)省の1日の定例記者會見で、記者が崔大使の言葉を引用し、「一方的で強制的な行動をとっているのは、日本と中國のどちらだと思うか」と質(zhì)問したことに対し、パトリック?ベントレル副報道官は直接的なコメントを避け、「米國は、雙方が緊迫狀態(tài)を招く行動を避け、狀況判斷を誤らないことを望んでおり、雙方にそう伝えている」とだけ強調(diào)した。

崔大使は30日、米國が釣魚島問題で中立的立場を保っているのかは、実際の行動を見なければならないとした上で、「米國が日本の肩を持ち、結(jié)果的に自らの首を絞めることにならないよう望んでいる。小利にとらわれて大利を見失い、そして、目先の利を追い求めるあまり、長期的な災(zāi)いを被ることがないよう注意すべきだ」と語った。

ベントレル副報道官はこれに対し、「私たちは島嶼（釣魚島）の主権に対する立場を示さず、関係各方面に平和的な方法で見解の相違をコントロールするよう呼びかける。それが米國の長期的な政策であることに変わりはない」とコメントした。（翻訳?編集/XC）