2013年5月2日、韓國政府はこのほど、外國人女性との國際結(jié)婚に関する法律の見直しを検討。新しい結(jié)婚要件を定め、これらすべてを具備していなければ、妻となる外國人に配偶者ビザ（査証）を発給しない方針だという。中國広播網(wǎng)が伝えた。

【その他の寫真】

新しい法律では、外國人女性と結(jié)婚する韓國人男性の月収が112萬ウォン（約10萬円）以下の場(chǎng)合、その妻に配偶者ビザは発給されない。また、韓國人男性が韓國內(nèi)に定まった住所を持っていなければならず、ホテル暮らしや友人の家を転々とするなどの場(chǎng)合は配偶者ビザが出ない。さらに、韓國人男性と結(jié)婚する外國人女性についても、一定の韓國語能力が求められることになる。5年以內(nèi)に2度國際結(jié)婚した男性については、3度目の國際結(jié)婚の相手にはビザを発給できないとの草案も提出されている。

韓國は本來単一民族國家だ。しかし、韓國に居住する外國人の數(shù)はここ10年足らずの間に140萬人を突破、総人口の約3％に達(dá)した。そのなかでも年配の韓國人男性と結(jié)婚した外國人女性が大きな割合を占めている?，F(xiàn)在、韓國には22萬人の外國人妻が存在し、その大部分が農(nóng)村部で暮らしている。

経済格差の広がる韓國で、結(jié)婚できない男性たちが海外のブローカーに結(jié)婚相手の女性を斡旋してもらうケースが急増。こうした愛情を基礎(chǔ)としない結(jié)婚が數(shù)々の悲劇を生んでいる。さらには韓國へ出稼ぎに來た女性によるビザ目的の偽裝結(jié)婚も増えており、結(jié)婚要件の厳格化は安易な國際結(jié)婚を食い止める防波堤の役割を果たすことになる。この法案は今月中にも國會(huì)に提出され、可決されれば來年春からの施行となる見込みだ。（翻訳?編集/本郷）